終わりなきゼロ!また逢う日まで!! 感想
脚本家:冨岡淳広
作画監督:広岡トシヒト、大橋藍人、小山知洋
絵コンテ:矢嶋哲生
演出:矢嶋哲生
YouTubeチャンネル開設!
▽ 宣伝
当チャンネルではアニポケに関する感想・考察やポケモン全般の 情報を追うチャンネルとなります!
よろしければ、チャンネル登録、高評価よろしくお願いします!
XYメンバー、それぞれの別れ
アニポケシリーズでは恒例の旅の仲間とのお別れ。
AGやBWシリーズのようなあっさりとしたお別れ回もあれば無印、DP、SMの様な力を入れる回もありXYもどちらかといえば後者側である。
旅の仲間だけではなくアランもまたゼロからメガストーンを探す旅に出るようでそれぞれのメンバーの新たな旅立ちの始まりでもある。
旅はここで終わりではなくまたここから始まるというのを感じさせられる最終回。
どうでもいいけどマノンとセレナがハイタッチしてるのめちゃくちゃ可愛すぎる。
アニポケのヒロインってどのシリーズもどうしてこんなに可愛いんだろうか。
よくご飯を食べているメンバーなのでポケモンたちも別れを惜しむ姿があり、いつも喧嘩しているハリマロンとヤンチャムも最後は仲がいい。
イーブイ時代は避けていたけどお別れの時はよしよしするニンフィアが可愛らしいww
ユリーカのでっかな夢
みんなとの別れが近づくに連れて寂しさが加速してラティアス空港で籠城作戦に出るデデンネ。
俺はお前と別れたくないぞこんちくしょうと言ってる模様。
もう既にこの頃からデデンネはネタキャラとして有名だったため本当ならば感動的なシーンだけど俺は笑ってしまった。
偽ピカチュウ枠でやたらとネタにされるエモンガとデデンネはあまりにもネタにされすぎている…。
XYの最終回でユリーカが自分の夢を声にするところがめちゃくちゃ好きでジムリーダーのシトロン、カロスリーグ準優勝のサトシ、カロスクイーン一歩手前まで来たセレナがいつも傍に居たから憧れと大きな目標を持つきっかけになったんだなって思う。 #Anipoke #アニポケ pic.twitter.com/5KUb10tVrn
— おたすけ (@otsk_poke) 2019年12月3日
「ユリーカもいっしょだよ!みんなとお別れなんてしたくないよ!ずっとずっと、いっしょにいたいよ!だってこの旅、すっごく楽しかったもん!」XY最終回 終わりなきゼロ!また逢う日まで!!(ユリーカ)
ここのユリーカのセリフは純粋だけどとてもいいセリフだと思う。
ユリーカだけじゃなくてみんな別れたくないけど、互いの道を進んで夢を叶えるには別れて新しい道を歩まなければならない。
それはまだ小さいユリーカにも分かっていることであり本当は別れたくないけど別れるのはサトシやセレナの夢を応援しているからでもある。
パフォーマーとしてのセレナ、ポケモントレーナーとしてのサトシ、ジムリーダーとしてのシトロンとまだポケモントレーナーにすらなっていないユリーカにとって三人は憧れの人物でもあり、応援の対象でもあるから本当は一緒に居たいけど普段のワガママをぐっと堪えてのこのセリフ。
いい話じゃないか………。
「あたしの夢はポケモントレーナーになること!もちろんデデンネは、あたしのパートナー。セレナにも負けないパフォーマーになって、お兄ちゃんからはバッジをゲットして、サトシとピカチュウに勝って、カロスで一番になるの!」XY最終回 終わりなきゼロ!また逢う日まで!!(ユリーカ)
からのこのセリフ。やはりユリーカにとっては三人は憧れでもありポケモントレーナーとしての目標でもあるので夢がものすごいでっかい!
カロスリーグ準優勝のサトシとカロスクイーン一歩手前に来たセレナを間近で見たらポケモントレーナーに憧れるのはまぁ仕方ないとは思う。頑張れユリーカ!!!
そしてパートナーをデデンネであることを強調する説得の上手さ。
お前は将来ポケモントレーナーじゃなくて、メンタリストになるかもしれないな。
「今日みんなと笑ってバイバイしよ?」XY最終回 終わりなきゼロ!また逢う日まで!!(ユリーカ)
この笑顔で言われたら説得されるしかない。やはりこの子はメンタリストマスターになれる素質がある。
ユリーカが将来カウンセラーとかになったらその素質を見抜いた俺が育てたと言っても差し支えないだろう。
セレナのキスキターーー!!!
初の恋するヒロインセレナ、サトシとの進展性はデート以来特に何も無かったがあくまでもセレナの物語はパフォーマーが着眼点であり、恋愛要素は物語を面白くするスパイスみたいなものなのであれでよかったと思う。というかアニポケにしてはここまでよくやった。
セレナがサトシのこと好きっぽい描写が多々あったとはいえさすがにアニポケだからセレナの好きは「恋愛」じゃなくて「尊敬」なんだろうなぁとエイセツジム戦でそう思ってたけど、セレナ一族の奥義である逆走キスでそれが否定されて当時はかなり驚いた。#Anipoke #アニポケ pic.twitter.com/N4r187GM1x
— おたすけ (@otsk_poke) 2019年11月28日
まぁ、まさかの俺もエスカレーター逆走からのキスのコンボには予想は出来なかったけど。
セレナが格ゲーにいたら間違いなくコンボキャラだな。
こんなシーンとりあえずセレナが好きな人からしたらうおおおおおおおおおおお!!!!ついにキスいったああああああああ!!!!!!!って感じの盛り上がりだ
シトロンとサトシとのバトル
サトシのピカチュウとシトロンとホルビーの戦いはカロス地方の始まりでもあり、終わりでもある。
いいシチュエーションでのポケモンバトルですね。
SMの最終回がとても良かったって話題になったけどXYの最終回も良かったよね。シトロンとのバトルでカロス地方の旅が始まりシトロンとのバトルでカロス地方の旅が終わるのがとてもよかった。 #Anipoke #アニポケ pic.twitter.com/3RXjBtxcVf
— おたすけ (@otsk_poke) 2019年11月23日
個人的には決着を付けて欲しかったなと思ったけどそこはもうミアレジム戦で着いているのでどちらでも良かったのでしょう。
今までのタケシやデントと違いシトロンはまだまだ未熟者だったので、だからこそタケシやデントとは違う魅力を引き出せたのかなとも思います。
矢嶋監督からのメッセージ
最後飛行機に乗っている時に今までの回想が流れていく。
一話から最終回まで印象深いシーンほぼ全て詰まっているのがとても最高だ。
昨日無事にポケットモンスターXY&Zの最終回を迎えました。
— 矢嶋 哲生 (@tetsuo_yajima) 2016年10月28日
初めての監督作品で至らないところも沢山あったと思いますが、この作品に携わった全てのスタッフに深く感謝しています。
最終回にはスタッフ、また視聴者の皆様へ僕からのメッセージを込めたカットがあります
探してみてください!
矢嶋監督曰く何かメッセージがあるらしい。
サトシもセレナもシトロンも別々の道を進むので一旦お別れということなのかな。
ちなみにセレナもシトロンも新無印で再登場してきた。
こっちのセレナも可愛くていいぞ~~!!!
たくさんのリプ?ありがとうございます。
— 矢嶋 哲生 (@tetsuo_yajima) 2016年10月28日
見つけれた人もいたみたいで良かったです!!
そう、僕からのメッセージは花言葉のなかにありました
どうやら花言葉に意味があるんだとか。
『ぶきみな雨宿り!ニャスパーは見ていた!!』みたいな花言葉演出を入れてきたかぁ~~~
これはカスミソウという花。花言葉は幸福・感謝・無垢の愛などだ。
恐らくXYを頑張って作ってくれたアニメスタッフたちやここまで観てくれた視聴者たちに感謝をしているのだろう。
いやぁ、XYは本当にいい作品だった。
おたすけ評価
終わりなきゼロ!また逢う日まで!!:★★★★★★★★★★
個人評価:★★★★★★★★★★
おたすけ評価星マックス!
- 重要回の評価基準
- 起承転結
- 主役の活躍度
- ストーリー
- 展開
- 演出
- 作画
- キャラクター
- その他
上記の内幾つかの項目を満たしている。またはどれかに特化しているか。
赤文字がプラスポイントで青文字がマイナスポイントだ。
また上記の項目は上から重要な物になっていくがこれは人の好みによって評価が変わるためあくまでもおたすけの評価として見てください。
ストーリー・展開・キャラクター
ドラマ性とセリフで加点が入った。
主にユリーカの大きな夢についてだ。
このセリフはまずユリーカがトレーナーにまだなれないほど幼い子供であることと三人がユリーカが憧れるほどのそれ相応の実績を持っていなければならない。
そこにはジムリーダーである兄シトロンとカロスリーグ準優勝をしたサトシ、トライポカロン準優勝したセレナという大きな目標と共に旅をしていた経験が大事だ。
またセレナのキスも盛り上がる要素としてドラマ性、シチュエーションで加点が入る。
やはりアニポケのメインヒロインが明確にサトシに好意を持っていて、キスをするという展開はかなり大きいですね!
演出
表現、音楽で加点が入る。
回想と最初のオープニングを同時に流すことで初期から観ていた人達に懐かしさを感じさせる演出に最後の花言葉の視聴者に対するメッセージ。
あとはセレナは結局キスをしたのか、キスをしたならどこにキスをしたのかというあえて上半身を見せないことで視聴者の考えを刺激する演出もよかった。
このシーンは好きな人苦手な人いるとは思いますがあえてハッキリとは映さないことによって各々で好きな解釈ができるところがいい点だ。
最後のまとめ!
そんなそれぞれの想いや別れの詰まったXY最終回。
XY&Zはアニポケでは意外にも珍しい王道路線だったので少年漫画やライトノベルが好きな人には刺さりますね。
ちゃんとXYを見てきた人達にとっては最後に流れたそれぞれの回想シーンにはぐっと来ると最終回でした!