ファーニマルに新規が来た!
遊戯王やめて二年半ぐらい経ち、ファーニマル新規の噂を聞いて遊び程度に遊戯王を復帰しようと決意したおたすけです
新ルールも追い風でかなーり楽しそうですね、ファーニマル!
環境を離れてかなり経つので今回は新規の使い方や入れる枚数などを考察して行きたいと思います。
ファーニマル・ドルフィン
星4/水属性/天使族/攻1600/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地の「トイポット」1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドにセットし、デッキから「エッジインプ・シザー」1体または「ファーニマル」モンスター1体を墓地へ送る。
(2):このカードが融合召喚の素材となって墓地へ送られた場合に発動できる。
自分の墓地のカード及び除外されている自分のカードの中から、「融合」魔法カードまたは「フュージョン」魔法カード1枚を選んでデッキに戻す。
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待望のトイポットを使いまわせるファーニマル
昔からトイポット使い回すカード出ないかな〜とか言ってたけどついに出ましたトイポットを使い回すファーニマル!
トイポットを墓地からセットするだけなら召喚権を使うのであまり強くないんですけどデッキからファーニマルかエッジインプシザーを墓地へ送れるのがかなり強い!
そんなに強いのかよと思う人も居るかもしれませんが《トイポット》を墓地からセットと墓地肥やしが同時に出来るということは《おろかな副葬》のパワーを上げるということになります
手札:おろかな副葬+ファーニマルカード
- おろかな副葬でトイポットを墓地へ
- トイポットでファーニマルドルフィンをサーチ
- ドルフィンを召喚してトイポットを墓地からセットしてファーニマルウィングをデッキから墓地へ
- トイポットの効果で手札のファーニマルを捨てる!
- ファーニマルウィングの効果で2枚ドロー、トイポットでファーニマルかエッジインプシザーサーチ
今までおろかな副葬で《トイポット》を落とすと《ファーニマル・ベア》または《ファーニマル・ウィング》かそれらをサーチできる《ファーニマル・ドッグ》をサーチしていました。
この三枚をサーチするのは勿論強いのですがこのルートでトイポウィングするにはおろかな副葬の他に《ファーニマル・ベア》または《ファーニマル・ウィング》のどちらか片方握っている必要がありまたトイポウィングというコンボをするのにトイポットを二枚使うことになります。
ここに《ファーニマル・ドルフィン》が入ると一枚の《トイポット》を使い回しつつ《ファーニマル・ウィング》を落とすので何でもいいので手札にファーニマルが居ればトイポウィングでアドバンテージを稼ぐことができます。
つまり分かりやすく言えばトイポウィングへのルートがより簡単になり安定したってこと。
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バハシャ餅したくない?
《ファーニマル・ドルフィン》が水属性レベル4ということでトイポウィングで手札を三枚補充しながら《バハムート・シャーク》をエクシーズ召喚するのが楽になったのも大きな評価点
《ファーニマル・ペンギン》がファーニマルの召喚権を増やせるので《おろかな副葬》と《ファーニマル・ペンギン》の二枚があれば副葬からのトイポットで《ファーニマル・ドルフィン》をサーチしてペンギンを召喚して効果でドルフィンを特殊召喚。
ドルフィンの効果で墓地のトイポットをセットして《ファーニマル・ウィング》をデッキから墓地へ落とす。そのまま《バハムート・シャーク》をエクシーズ召喚してエクシーズ素材のファーニマルを取り除いて《餅ガエル》も特殊召喚ができ、エクシーズ素材で落ちたファーニマルとファーニマルウィング、場にセットされたトイポットで2枚ドロー、ファーニマルorエッジインプシザーをサーチというルートが出来た。
後攻寄りのファーニマルといえど先攻を取らされる時もあるのでこのルートが出来たのは結構大きく、その後融合に繋がれば更に盤面を固くできたり墓地の水属性のファーニマルも餅ガエルで回収して返しの準備が出来るところも強い。
トイポウィングのついでに制圧盤面作れてリソースも保てるルートが弱いわけがないので試す価値はあると思ってます。
- ②の融合をデッキへ戻す効果
融合回収を入れてないので融合や魔玩具融合をデッキに戻せるのは意外と馬鹿にならないのでジリ貧勝負になると融合不足で負けることもそう珍しくはないので嬉しい効果。
欲を言えばペンギンみたいに素材になった時の強効果があればもっと嬉しかったが《デストーイ・シザー・タイガー》や《デストーイ・クルーエル・ホエール》の融合召喚時効果を誘発即時効果から守れるので融合素材になった時の効果はあってどんなものでも困らないのでよし。
- 採用枚数
基本的に召喚権は《ファーニマル・ドッグ》に回したいのとファーニマルデッキは融合デッキなので枠も少ないので1枚採用が現実的。
というのも《ファーニマル・ドルフィン》は《おろかな副葬》からサーチするように使いたいので二枚目を入れるなら《デストーイ・リペア》を入れて使い回すのがいいだろう。
エッジインプ・サイズ
星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手メインフェイズに、手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
自分の手札・フィールドから、「デストーイ」融合モンスターカードによって決められた手札のこのカードを含む融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
(2):自分フィールドの「デストーイ」融合モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、
代わりに墓地のこのカードを除外できる。
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待望の相手ターン融合!!!
昔から速攻魔法のデストーイ融合出て欲しい!相手ターンに融合してシザータイガーを出したい!なんて言ってたけど本当に出てしまった。ガッハッハッ!
ファーニマル使いが欲しいような効果をこんなにホイホイ出してくれるとは今回の新規を考えた人はよく分かっている。
しかも速攻魔法じゃなくてモンスター効果なので後攻0ターン融合が可能になってしまった!
待ち望んでいた相手ターンシザータイガーは無理だが後に紹介する《デストーイ・クルーエル・ホエール》は融合召喚時に相手のカードを破壊できるのでどのみち妨害は可能。
自分が先攻の時の妨害手段や相手が先攻の時の妨害手段になるのでかなーり偉い。
しかし墓地に融合やファーニマルなどがない時にこいつと相手ターン融合して強いのは《ファーニマル・ペンギン》のみで百歩譲ってあとから墓地へ送りたい《ファーニマル・ウィング》がいいところ。今からでもいいのでドッグやベアにも融合素材になった時の効果を付け足して欲しいところである。
デストーイに破壊耐性まで付けてくれるめちゃくちゃ有能なエッジインプなのであまり文句は言えないが融合してアドバンテージを取りたい所なので仕方なく他のファーニマルを素材にした時は微妙な気持ちになること間違いなしだろう。
- 採用枚数
後攻ターンの初手に握っておきたいカードでもあるので2〜3枚採用するのが一番いいと思われる。
バハシャ餅のお陰で先攻を取る択も多少は見えたので魔玩具補綴で《エッジインプ・サイズ》を手札に加えて妨害するだけなら1枚採用でもいい。
ただバハシャ餅もペンギン(ドルフィン)と副葬の両方があって出来るもので、毎試合出来るようなものでもない。
だからファーニマルは先攻ではなく相変わらず後攻を取るデッキである為、サイズを採用するなら2〜3枚が適切かなと考えている。
デストーイ・クルーエル・ホエール
融合・効果モンスター
星9/水属性/悪魔族/攻2600/守2400
「エッジインプ」モンスター+「ファーニマル」モンスター
(1):このカードが融合召喚に成功した場合に発動できる。
自分及び相手フィールドのカードを1枚ずつ選んで破壊する。
(2):1ターンに1度、自分フィールドの融合モンスター1体を対象として発動できる。デッキ・EXデッキから「デストーイ・クルーエル・ホエール」以外の「デストーイ」カード1枚を墓地へ送り、対象のモンスターの攻撃力はターン終了時まで、自身の元々の攻撃力の半分だけアップする。この効果は相手ターンでも発動できる。
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エッジインプ・サイズから出して強いデストーイ
《エッジインプ・サイズ》から出して相手を妨害できる唯一のデストーイモンスター。
サイズから出せばサイズの墓地効果で相手だけを破壊できて《ファーニマル・ドルフィン》のお陰でトイポットを使いまわせるので《トイポット》を破壊してアドを稼ぐのも悪くは無い。
しかもハーケンクラーケンやシザータイガーと違って対象を取らない破壊
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打点を上げて無理矢理突破!
《RR-アルティメット・ファルコン》のような圧倒的な耐性を持ってるモンスターに対して②の効果により打点で越えられるようになり、また《デストーイ・ハーケン・クラーケン》の打点も上げてワンキルも出来る。
相手ターンに発動も出来るということはダメージステップ中にも発動できるので迂闊に融合モンスターに対して攻撃出来なくなるのも中々強いところだ。
《デストーイ・リペアー》を落として召喚権を増やしたり、デストーイ融合モンスターを送り《デストーイ・リペアー》の①の効果を使いやすくしたりとにかく《デストーイ・リペアー》と相性がいいことで俺の中で有名。
- 採用枚数
エッジインプ・サイズから出したり自分のターンに出したりで活躍の場は多いだろうから2〜3枚採用が板で実際に回して使った回数だけ入れておくといいだろう。
デストーイ・リペアー
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分の墓地の「デストーイ」融合モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをEXデッキに戻す。
その後、自分の墓地から「ファーニマル」モンスターまたは「エッジインプ」モンスター1体を選んで特殊召喚できる。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
手札から「ファーニマル」モンスターまたは「エッジインプ」モンスター1体を特殊召喚する。
- 一度で二度美味しいデストーイカード
「デストーイ」名称なので《エッジインプ・チェーン》からサーチが可能なカードです。
墓地にデストーイ融合モンスターが居なければいませんが《ファーニマル・オウル》《ファーニマル・ペンギン》《ファーニマル・ドルフィン》《エッジインプ・チェーン》などを使い回せます。
《ファーニマル・オウル》なら即座に融合とファーニマルモンスターを調達出来ますし《ファーニマル・ドルフィン》ならトイポウィングの準備ができて《エッジインプ・チェーン》ならば《魔玩具補綴》や《魔玩具融合》で更なる展開が挑めます。
一番強いのは《ファーニマル・ペンギン》でファーニマルの召喚権を増やながら素材にすればドロー出来るので一番お得感が強い。
墓地効果も単純に手数を増やせるのが偉くて、現状ファーニマルは《ファーニマル・ドッグ》スタートではまともな手段では《融合》を手札に加えられないがこのカードが墓地にあればサーチした《ファーニマル・オウル》をそのまま特殊召喚したり《ファーニマル・ドルフィン》でトイポウィングの準備ができる。
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採用するか否か
デストーイ融合モンスターを戻すことも蘇生することも強いのですがファーニマルデッキは融合デッキである故にデッキパーツがかなり多くて誘発などを入れることを考えれば自由枠がほとんど無いです。
かなり強いカードなのは間違いありませんが《魔玩具補綴》のような初動カードではないので枠の都合上抜ける可能性は全然あります。
しかし《エッジインプ・チェーン》からサーチする選択肢としてはかなり強いカードであることも事実でこのカードがあれば妨害を踏み越えてワンキルなんてことも夢ではありません。
このカードを使うには一度《融合》するなりファンデッキでしか使われない《デストーイ・サンクチュアリ》などを使わないと使えないのは大きな欠点ですね。
つまりは自分の手札が強い時には強いカードだけど自分の手札が弱い時には弱いカードなので好みが分かれるでしょう
- デストーイ・クルーエル・ホエールで落とせる
《デストーイ・クルーエル・ホエール》はデッキからデストーイカードを墓地へ落として味方の打点を上げるモンスター。そしてデストーイカードで唯一使いやすい墓地効果があるカードは《デストーイ・リペアー》であり、より展開を進めてくれます。
仮に《エッジインプ・チェーン》で別のデストーイカードをサーチしても《デストーイ・クルーエル・ホエール》のおかげ活きてくるわけです。
- 採用枚数
お察しだとは思いますが《エッジインプ・チェーン》でサーチ可能なので多くても1枚にしておくと安定すると思います。
デッキ内での枠がキツかったり初手で邪魔になって気になるなら不採用でも大丈夫です。
総合評価
- 良い点
- 《おろかな副葬》や手札コストとしてトイポットがなくなりトイポウィングが出来ない点や相手ターンでの妨害手段、超耐性を持つ置き物の突破などファーニマルにとって足りない部分を補うカード来てくれて的確な強化だと思います。特に相手ターン融合を望むファーニマル使いは多かったので夢が溢れるカードなのも好評です。
- 各カードの繋がりがある所も個人的にはいい点で《エッジインプ・サイズ》で相手ターンで融合出来るけど相手ターンに出して強いデストーイがいない。ならば相手ターンで出しても強い《デストーイ・クルーエル・ホエール》も出しておこう。そしてホエールにはデストーイカードを落とす効果を付けて《デストーイ・リペアー》もより使いやすくしようと各カードの相性も考えられているので制作の工夫が見られます。
- 相手ターンに動いたり《エッジインプ・チェーン》からの選択肢が増えたり、蘇生先や召喚権増加、トイポット再利用などやれることが格段と広がったのも面白い点の一つですね。何が言いたいかと言うとやれることが広がったので強いとか弱いとか関係なくまた一段と楽しいデッキになりました!
- 良くない点
- 《ファーニマル・ドルフィン》がファーニマルモンスターと《エッジインプ・シザー》しか落とさないんですけど何故かシザーだけ特別扱い。初期のエッジインプはシザーしか居なかったので同時期に出た《ファーニマル・ドッグ》や《ファーニマル・ラビット》が《エッジインプ・シザー》しか対応してないのは分かるんだけどなんで…お前……ドルフィン………
- 初手で《エッジインプ・サイズ》を使う場合融合素材に使って強いファーニマルが《ファーニマル・ペンギン》だけという問題。《ファーニマル・ドルフィン》の②の融合素材時の効果がもっとアドバンテージを稼げる効果なら良かったのにと思います。僕は一枚採用しかしないので初手でサイズとドルフィンもあまり被ることない為、そこまで使用感は変わらないとは思いますがサイズとドルフィンで相手ターン融合ということは絶対にあるので繋がりを持たせるならもう少しいい効果をあげても良かったんじゃないかなと。
- デストーイ融合モンスターがどいつもこいつも除去ばかりで飽きてくる。これは飽くまで強化方面じゃなくて楽しさという観点からのお話ですが《デストーイ・チェーン・シープ》みたいな変わった効果を持つデストーイモンスターが欲しいですよね。後攻よりのモンスターばかりなので先攻で置き物になれるデストーイが来れば強さも楽しさもまた格段と上がると思います。
兎にも角にもファーニマルデッキが結構強化されたのは変わりありません。
ここでは紹介してませんがトイポットの代わりになれるデストーイ名称罠カードも出ているので紫雲院素良のファンデッキを組む際には入れてみるのも面白いと思います。
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以前書いたファーニマルのブログ
これからファーニマル組むよという人はこちらも一緒にどうぞ
遊戯王ちゃんとやってた時のブログなんでアメブロになります
ファーニマル紹介記事更新
— おたすけ (@otsk_poke) 2016年11月8日
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先攻で何をするのか、次元障壁をどうするかを書きました。#ARCV #yugioh デストーイhttps://t.co/xXSoJcqZsR
久しぶりに遊戯王の記事書いた気がします。いつもはポケモン、アニポケ、ポケカ関連ばかりなのでもし興味があったらぜひ覗きに来てください。それでは