ライバルたいけつ!カメックスVSリザードン!! 感想
脚本:冨岡淳広
絵コンテ:木村竜二
演出:大町繁
作画監督:たけだゆうさく
けっしょうトーナメント!フルバトル6VS6!!
脚本:冨岡淳広
絵コンテ、演出:誌村宏明
作画監督:宍戸久美子
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まずはじめに
明日放送の「ゴウにライバル!?ミュウへの道!」では10年以上ぶりにサトシの初代ライバルであるシゲルが再登場する。
彼との因縁の対決は20年前に決着が着いたがその名試合は今でも語り継がれているほど。
そんな名試合の解説とサトシにとってシゲルとはどんな存在なのかを書いていこうと思う。
引き分けのモンスターボール
予選リーグを勝ち上がり本戦進出を果たしたサトシの一回戦の相手は何とあのシゲル。
サトシの幼馴染みであり因縁のライバルでもある。
「これを覚えているかい?サートシくん」「ああ、覚えているさ。引き分けのモンスターボールだ」「いや、ぼくにとっては負けだ」「なんでだよ!あれは」「きみとの引き分けほど悔しいものはなかった。決勝トーナメントはフルバトルの6対6。最強のメンバーできみたちを倒す!」「おれだって最強のメンバーを見せてやるぜ!」 シゲル・サトシ
これはまだ旅立ちの前。サトシがピカチュウと出会うちょっと前の話だ。
サトシはいつものように釣りをしていたが釣れたコイキングに弄ばれてしまい、シゲルには世界一弱いコイキングに弄ばれてしまったことを弄られてしまう。
そんな中お互いの釣り竿に何か獲物が掛かる。
その正体はボロボロのモンスターボールでシゲルは「運命の巡り合わせだ!これから旅立つぼくに神様が一足先にモンスターボールをくれただ!」と縁起物としてモンスターボールをゲットしようとし、サトシは「ツイてるぜ!こんなところでモンスターボールを拾えるなんて!」とモンスターボールを使う気満々の様子。
二人で釣り竿を引っ張り合いモンスターボールをゲットしようとしたがモンスターボールは二つに真っ二つに割れてしまった。
だから引き分けと言ったサトシだがシゲルは君に引き分けるなんて負けと同じなんだ。認めないぞと引き分けを認める気はなかった。
「これおまもりなんだ」「おまもり?」「いつかポケモンマスターになるって願いを込めた。シゲルとバトルしたのは一度だけ。負けちゃったけどおれがまだ未熟だったからだな。でも今度は勝つ。フルバトルでリターンマッチだ」「その意気よ、サトシ!」「頑張るんだぞ!」 サトシ・カスミ・タケシ
サトシにとっても願掛けのようなもので思い出の持ち物なのだ。
そしてオレンジ諸島編ラストでサトシとピカチュウはシゲルのイーブイに負けてしまったのでその時のリベンジ戦でもある。
本記事を読んだ後に此方の記事も合わせて読むと引き分けのモンスターボールがエピソードとして如何に優れているのかよくわかると思う
序盤の攻防 〜 カメックス大暴れ 〜
- ニドクインVSケンタロス
最初のカードはシゲルの主力であるニドクインとケンタロス。
シゲルのデータベースを調べていたのでシゲルが今まで使ってきたポケモンやその傾向をサトシは事前に知っていた。
そしてシゲルは重量級のポケモンを多く扱うことが分かったためサトシもそれに対抗してパワーのあるポケモン達に選出を絞ったのだ。
ニドクインはいわくだきで大地を割り降り注ぐ岩によってケンタロスの動きを制限する。
これに対してサトシは「小細工のない正面突破で行くぜ!」とケンタロスの力技で岩を弾き飛ばした後につのでつくでニドクインへと突っ込む!
だがシゲルのニドクインはツノをがっしりと受け止めそのまま動けないケンタロスに対して超至近距離のはかいこうせんをぶち込み戦闘不能へ追いやってしまったのだ。
- ブーバーVSヘラクロス
そしてヘラクロスを選出したサトシに対してシゲルはニドクインを戻してヘラクロスに有利なブーバーを繰り出す。
かえんほうしゃを躱して投げ飛ばすヘラクロス!
ヘラクロスはジョウト地方で最初に捕まえたポケモンであるにも関わらずジム戦経験がないので初の公式戦だがパワーとスピードはかなりのもの。
だがここでシゲルは奇策を用意したようでだいもんじを自ら纏うことで確実にヘラクロスにだいもんじを当ててそのまま至近距離のかえんほうしゃでヘラクロスを戦闘不能に。
で き な か っ た 。
サトシの「負けるなヘラクロス!炎なんか吹き飛ばせ!」という指示と共に羽根の羽ばたきで炎を吹き飛ばす!
この時のシゲルは「やるな」と真顔で一言。
この程度は彼にとって想定済みだったらしい。
しかし最後はかえんほうしゃVSメガホーン対決にブーバーは敗北しヘラクロスのパワーが勝った様子。
- カメックスVSヘラクロス・ベトベトン・ベイリーフ
カメックスのハイドロポンプに対してサトシはヘラクロスに岩を盾にして避けるように指示したがカメックスはその岩ごと粉砕してヘラクロスを一撃で倒してしまう。
「あんなハイドロポンプ見たことない」「あれじゃどんな防御も意味が無い」とカスミやタケシの発言からもカメックスのレベルの高さがよく見える。
続くカメックスとベトベトンの対決は開幕ロケットずつきで大ダメージを与える。
ヘドロこうげきもこうそくスピンで弾きそのままベトベトンに突っ込んだところを何とカオルコのマダツボミ戦のように包み込んでしまう。
カメックスの攻撃を受け止めるとはさすがの物理耐久。
だが中からのハイドロポンプでベトベトンに大ダメージ。
このカードはまずいと思ったのかサトシは無理をせずベトベトンを交代。
そしてセオリー通りくさタイプのベイリーフに!
カメックスのハイドロポンプに対してサトシはつるのムチで高く飛ぶことを指示。
さすがのシゲルもこれには驚いたようだがはっぱカッターを冷静にこうそくスピンで弾き、上からののしかかりでこうそくスピンを止めようとするも逆にかみつくで受け止められてしまう。
そのままベイリーフを壁をぶつけ戦闘不能に。
ここまでの序盤のバトルは正にシゲルのカメックス無双。
ラストバトルに向けてシゲルのカメックスが如何に強いか魅せるバトルでもありますね。
岩を盾にしたり包み込んだベトベトンにハイドロキャノンからハイドロポンプで脱出したりつるのムチ→はっぱカッター+のしかかりというセットプレーを見せたりとカメックスとこの三匹のバトルは双方如何に相手の攻撃を防御し反撃するか、如何に自分の攻撃を相手に通すか考えられている試合だと思います。
中盤の攻防 〜カビゴン無双 〜
- ウインディ・ニドクイン・ハッサムVSカビゴン・ベトベトン
サトシ側が三匹先に倒されたことにより5分間のインターバルに突入。
そして後半戦に入るが、
ここからサトシのカビゴンの2タテ伝説が始まる。
まずはウインディ戦はほのおのうずを直撃するがはかいこうせんで無理矢理ウインディを戦闘不能に!
続くニドクインはサトシのベイリーフから発想を得て尻尾でジャンプし高く飛び上がりにどげりをカビゴンにかましてやる。
だが最後のはかいこうせんを避けてカビゴンのれいとうパンチでトドメ!
素早いカビゴンに意表を突かれてこれにはシゲルも驚いたがハッサムを繰り出し「これが本当のスピードの使い方だ!」と連続でんこうせっかとメタルクローでカビゴンを戦闘不能に追い込んだ。
カビゴンの2タテ伝説はこの後のハヅキ戦やアドバンスジェネレーションのコゴミ戦でも続き、カビゴンが試合に出たら必ず2タテするというジンクスがあるほど。
だがシゲルのハッサムも中々のやり手でカビゴンに続きベトベトンも倒してしまう。
メタルクロー、でんこうせっかが効かなかったが衝撃を地面に吸収されないようにベトベトンを投げ飛ばしてからスピードスターで決めるなどベトベトンの攻略法をちゃんと分かっているようだ。
終盤の攻防 〜リザードンの成長と無双 〜
そしてサトシがシゲル戦直前に呼び出したのはリザードン!
そんなリザードンをハッサムに繰り出しハッサムはかえんほうしゃを避けたがサトシが「逃がすな!」の一言でリザードンはハッサムを先回りしてかえんほうしゃで一撃。
この逃がすな!は間違いなくサトシに殺意が込められている。
リザードンVSゴローニャは相性最悪なのでちきゅうなげで決めようとしたがゴローニャが重すぎて決まらず、ころがるで突っ込んできたところをりゅうのいかりで無理矢理解決。
視聴者の間で騒がれたHP40以下のゴローニャだ。
実際はアニメだとりゅうのいかりは普通の技扱いなんだろうけど。
ベイリーフ、ヘラクロス、ベトベトンなどはかなり頭を使ってバトルをしていたがリザードン、カビゴンは完全にパワーバトルって感じで実際無理矢理ねじ伏せているリザードン、カビゴンはこの試合で合計五匹も倒している超実力者でもある。
3vs1の状況をリザードンがひっくり返してついにイーブンに。
しかしシゲルが残しているのは強い上に相性の悪いカメックス!
リザードンのかえんほうしゃをこうそくスピンで弾きハイドロポンプを当てるカメックス。
それに対してサトシとリザードンは後ろに回り込もうとするがカメックスは隙を見せずに即座にロケットずつきで反撃。
更に空中に逃げようとするがハイドロポンプがそれを許さずリザードンは防戦一方になってしまう。
何とか接近戦に挑みたいサトシはリザードンの炎によって温められた岩を見てここである秘策を思いついた。
とにかくリザードンで岩に炎をぶつけてフィールドを温める作戦だがこれにはシゲルを含めみんなどういう意図があるか分かっていない表情だ。
そう、フィールドが温められたことによりカメックスの足場がなくなりゴウが言うところの「サトシのむちゃくちゃ戦法」である。
そのことに気付いたシゲルはカメックスのハイドロポンプでフィールドを冷やしたがここで水蒸気が発生し全員の視界は防がれてしまった。
そして視界が晴れた先に居たのはお互いに押しあっているリザードンとカメックス!
リザードンは無事カメックスに接近できた様子!
・フィールドを熱くしてカメックスの足場を封じるサトシの奇策
— おたすけ (@otsk_poke) 2021年5月28日
・それに即座に対応するシゲル
・手足が使えないリザードンとカメックスの細かい攻防
・OKのアレンジBGMからのちきゅうなげ
・シゲルに勝ったことが信じられないサトシと黙って去るシゲル
この名試合から約19年 #Anipoke #アニポケ pic.twitter.com/HzRR215TIf
取っ組みあっている状態のためハイドロキャノンをリザードンに向けることが出来ないがりゅうのいかりは頭を引っこめることで何とか回避。
そしてちきゅうなげを決めようとするもかみつくで抵抗!だがリザードンはそれでは止まらず最大パワーのちきゅうなげをカメックスに決めた!
この時のBGMもまた熱く OK 〜アレンジver 〜 というアニポケファンの中でも絶大な人気を誇るBGMだ。
サトシにとってシゲルとはどんな存在なのか
サトシにとってシゲルとはどんな存在なのか。
実は無印という物語を見ただけではサトシとシゲルに大きな因縁があるように思えない。
シンジと違って価値観で対立した訳でもなくバトルもたった一回しかしてない相手だからだ。
実際サトシも「シゲルとは一回しかバトルをしてないけど」と言っていた。
ジョウトリーグのシゲル戦はサトシ・シゲル・リザードンの成長を魅せるバトルであり、カントーリーグではシゲルは見下していたサトシ以下の成績に終わってしまいそんなサトシもリザードンを手なずけられなかったせいでかつてないほど苦い敗北をしてしまう。
カントーリーグはヒロシ戦までキングラー、ピカチュウ、ベトベトンと普段使わないポケモン達が活躍するという面白いバトルが見れたが最後のヒロシ戦はリザードンがサボったせいで敗北をしてしまった。
そしてシゲルも早い段階で敗北したのでサトシとシゲルのバトルが叶うことは無かった。
カントーリーグはこの三人の未熟さを描いたリーグであり、このジョウトリーグは三人の成長を描いたリーグなのだ。
思えばこのバトル、サトシはピカチュウを選出していない。
無印からサンムーンまでフルバトルは幾度となくしてきたが後にも先にもピカチュウを出さなかったフルバトルはシゲル戦だけでその理由はパワータイプを使うシゲルに対してこちらもパワーで対抗したいという彼らなりの作戦があってのこと。
シンジ戦ではエイコ湖でのメンバーでリベンジしたいというサトシだったが、このシゲル戦においては手段は問わず何が何でも勝ちたい相手という気持ちが強く現れているのがよく分かる。
試合中サトシの母親であるハナコもシゲルくんは常に強い子で、サトシはそんなシゲルくんに食らいつこうとしていたと言っていた。
オーキド博士はそれに対して思えばシゲルが一番気にしていた相手はサトシだったという。
つまるところサトシがシゲルに勝たなきゃいけない理由なんて特にないのだ。
シンジとは違い勝たなきゃいけない理由なんてないがどうしてもシゲルにだけは勝ちたい。
幼馴染みでオーキド博士の孫で常に自分よりも一歩先に行っているシゲルのことを彼は小さい頃から意識していていつしか彼の中で初めてのライバルとなっていた。
実際カントー編ではことあるごとにラ・イ・バ・ルゥ〜!!なんて言っていた。
だからこそ作戦もガチガチに組んで、手持ちの構成もシゲルに合わせて組み、リザードンもわざわざリザフィックバレーから呼び出すというガチっぷり。
多分後にも先にもシゲル以上に手持ちや手段を問わずに勝ちたいと思うサトシはこの先見れないだろう。
だからこそサトシはシゲルに勝った時には「勝った。シゲルに、勝った」と自分が勝ったことに信じられない顔をしていた。
その後カスミやタケシにおめでとうと言われ喜んでいたぐらいシゲルに勝てた実感が湧かなかったのだろう。
そんなシゲルも驚いたあとは無言で立ち去ってしまう。
恐らくこのバトルで彼なりに思うことがあっての事。
「悪いな、急に呼び出して」「いいけど、急にどうしたんだよ」「これ、もらってくれ。あの日の決着は今日着いたんだよ。これはきみのものだ」「シゲル…」
「今日のバトルは最高だった。負けたのに悔しくないんだ。あの日は引き分けでも悔しかったのに」「……」「完敗だ、きみにもきみのポケモンたちにもね」「シゲル、おれ、おまえとバトルをしてまた少し強くなれた気がするよ」「二回戦、僕の分まで頑張ってくれ。しっかりな!」
旅立ち前から続いていた彼らとのバトルは今日のフルバトルで決着が着いた。
サトシに対する挑発的な態度はなくなり爽やかに二回戦を見送るシゲルはどこかスッキリしたような表情、そして声色も試合前とは少しだけ違うように思えた。
サトシにとってシゲルとは自分が認めた初めてのライバルであり、恐らくサトシにとって一番負けたくないライバルだ。
この先のアドバンスジェネレーションやダイヤモンド・パールでもシゲルは常にサトシの一歩上を行っており冷静な判断で時にはサトシを引っ張ったり手助けをしてくれたりする。
そして何を隠そうサトシが新しい地方に行く時にピカチュウだけで旅立つのはシゲルを見習ってのことだ。
シゲルも四天王カンナ同様にサトシに大きな影響を与えた人物でもある。
引き分けのモンスターボールはアニポケファンの間でも大人気のエピソード!
おたすけ的にもイチオシエピソードです!
「これ、もらってくれ。あの日の決着は今日着いたんだよ。これはきみのものだ」「シゲル…」「今日のバトルは最高だった。負けたのに悔しくないんだ。あの日は引き分けでも悔しかったのに」
— おたすけ (@otsk_poke) 2021年5月28日
シゲルの引き分けのモンスターボールのエピソードめちゃくちゃ好きな人多いと思う #Anipoke #アニポケ pic.twitter.com/QWfwuu5gC9
おたすけ評価
ライバルたいけつ!カメックスVSリザードン!!:★★★★★★★★★★
個人的評価:★★★★★★★★★★
おたすけ評価星マックス!
- バトル回の評価基準
- ストーリー
- 展開
- 戦術面
- 演出
- 作画
- 掘り下げ
- その他
上記の内幾つかの項目を満たしている。またはどれかに特化しているか。
赤文字がプラスポイントで青文字がマイナスポイントだ。
また上記の項目は上から重要な物になっていくがこれは人の好みによって評価が変わるためあくまでもおたすけの評価として見てください。
ストーリー
カントーリーグの挫折を経て成長した三人というテーマを見事描けていたと思います。
特にシゲルの発言通りセオリーの逆を突くのが得意なサトシというのはこの後のシリーズでもずっと貫き通せていて実にサトシらしいバトルが描けていましたね。
一方のシゲルは冷静な対処でサトシのポケモンを倒しリザードンもカントーリーグとは違いカメックスという切り札を倒しつつ三タテ、そしてサトシを勝利に導くという大金星をあげたのでリザフィックバレーやニョロボン使いのヒデとの激闘を経てその成長が見れたはずです。
シゲルに関してはバトルだけではなく精神面の成長も見られ最高のバトルでした。
ドラマ性で超大きな加点です。
展開
言わずもがなのライバル戦。
しかも五年半に及ぶ無印において初のライバルとのポケモンリーグ公式戦です。
その為に切り札のリザードンも呼び出すというパッと見でも熱い展開と分かる構造なのがいいですね。
シチュエーション、普遍性で加点です。
戦術面
ケンタロスの角を両腕で止めてはかいこうせん、ブーバーとだいもんじの合体技、ベイリーフのつるのムチでジャンプ、ベトベトンを内側から攻撃、ニドクインでサトシの戦法を真似る、衝撃を地面に逃がさないようにベトベトンを浮かせてから攻撃する、りゅうのいかりを首を引っ込めて回避、フィールドを熱くさせて動きを制限するなど彼らは様々な作戦を見せてくれました。
序盤、中盤、終盤隙がなく見どころのあるバトルと言えますね。
演出
ヘラクロスVSブーバーやリザードンVSカメックスとBGMを超絶優秀。
ここでこのBGMを流すのは分かってる!って感じです。
OKアレンジverを聞いたらリザードンVSカメックスを思い浮かべる人はかなり居ると思います。
作画
カメックスの下顎に塗りミスがあったりもしましたね。あまり影響ないのでほとんど減点にはなりませんが一応。
最後のまとめ
シゲル戦はカントーリーグでの未熟さとジョウトリーグの成長あってのバトルでカントーリーグでは失敗してきた彼らの成長がよく見れたバトルです。
ポケモン同士のドラマ性が薄いので当初星九つにしていましたが、そもそもシゲル戦はカントーリーグでの失敗してきたサトシ、シゲル、リザードンの成長を描くための試合なので特にリザードンとカメックスに因縁がなくても大きなマイナスにはならなかったのでマックスとなりました。
ファンの間ではシンジは最高のライバル、シゲルは永遠のライバルと言われていますがこの記事でシゲルの良さを少しでも伝わったら幸いです。