レッツゴー!プロジェクト・ミュウ! 感想
脚本:米村正二
絵コンテ:齋藤徳明
演出:野田泰宏
作画監督:山崎玲愛、柳原好貴
- プロジェクトミュウ総評
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プロジェクトミュウは甘くない
まさかのシゲル再登場。プロジェクトミュウ関連の話になると再登場するということだろうか。
結局プロジェクトミュウのミッションに参加しようとするゴウに対してシゲルは甘くないと吐くが実際にゴウはアローラキュウコンに殺されかけてツルギに失格とまで言われてしまう。
つまりはゴウにプロジェクトミュウに参加する実力はないという話だ。
レジアイスじゃなくてアローラキュウコンなんかに殺されかけちゃうの?wなんて思ったりもしたが一瞬で氷漬けにしてくるようなポケモンなので結構危険なポケモン … というかポケモンその物がそもそも危険なのがよく分かる。
サトシ達だってなんだかんだ昔からリングマやスピアーに追い回されていたしコイツら冷静に考えて危険すぎるんだよなぁ…
プロジェクトミュウに必要な才能
「ミッションではポケモントレーナーとしての知識、ゲットに関する総合的能力、バトルでの指示やコンビネーション、他のトレーナーとの連携などが試される」(アサヒ)
開幕アサヒさんのこの説明はプロジェクトミュウの評価を決める軸となる。
大雑把にまとめればチェイサーになるには知識、ゲット、バトル、協調性の四つが必要ということだ。
あとは口にはしてないがトレーナー自身の運動能力や知識を持っているだけではなく知識から結論を導く能力なども恐らくは必要だろう。
そしてトライアルミッションなどではこの四つに注目してそれらの項目をミッションは試していたか、ゴウはその項目をクリアしていたか、またどのようにクリアしていたかで評価の上下が変わってくる。
実際シゲルがファイヤーを探す時はファイヤー自身の知識や地形に対しての理解、ゴウカザルなどのその他の情報を得て推理していたし、バトルの実力もファイヤー戦で見せていた。
また仲間とのチームワークもミッションで試される大事な項目なので、サトシ同伴はOK
協調性も大事なら同伴ありというのは当たり前のことだろう。
だけどサトシが一人で解決しては意味が無いので、2人いても大変なくらいのミッションが求められる。
キュウコン、お前を救いたい
シンオウ地方のテンガンざんにアローラキュウコンが居る理由はポケモンハンターのせいらしい。
ヤツらに一度捕らえられたせいで人間に不審感を抱いているみたいだ。
ゴウ「キュウコン!お前を元いた場所に帰してやりたい!モンスターボールゴー!効果は抜群のブレイズキック!」
ゴウ… お前アローラキュウコンを帰す気があるんか?
容赦なく攻撃してゲットしようとしてて笑っちまった。
そんなことしたら不審感増すだけだろうが!
下手したら命を落とす可能性もある
しかし、アローラキュウコンのふぶきに襲われたゴウたちはツルギに助けられ「俺が助けなければ死んでいた」と指摘されていた。
命に関わるという点でプロジェクトミュウの過酷さを描けていたとは思う。
死という単語はアニポケでは中々出てこないのでそれがまたプロジェクトミュウの過酷さの演出としてもピッタリだった。
捜索に対しての根拠が足りない
肝心のアローラキュウコン捜索に関してゴウは「元いた場所がアローラ地方のラナキラマウンテンならラナキラマウンテンに似てる場所に居たがるんじゃないか」という推理をした。
写真を見比べてあそこなら形が似てるからピッタリだ!と見つけにいったが、根拠が薄弱なのでかなりガバガバだった。
シゲルの推理は3つ以上の根拠があるのに対して今回は1つしかない上に完全に視覚情報のみで探索を行おうとしている。
もう1つぐらいアローラキュウコンを見つける手がかりがあれば悪くなかっただろう。
ご都合的な友情ゲット
ゴウ「待ってくれ俺を信じてくれ!帰ろう!アローラに!」
キュウコン「ガルルル……(威嚇モード)」
ワイ「おお…ここからどう説得するんやろ……(ドキドキ)」
キュウコン(何やこいつ結構ええやつやん……オーロラベール解いたろっと)
ワイ「え?」
特に何事も無くアローラキュウコンはゲットされましたとさ。めでたしめでたし。
いや、なんでやねん
今回のミッションはアローラキュウコンの捕獲。
そしてプロジェクトミュウのトライアルミッションの評価はアサヒさんの言っていた知識、ゲット、バトル、協調性の4つのタスクをこなしてあるかで決まると先程説明した。
なのでゴウがアローラキュウコンをゲットするのに説得という手段は言葉だけで済むから大変よろしくない。
ゴウの言葉のどの部分に響いたも分かりづらくかなりご都合的な展開だった。
プロジェクトミュウはポケモンの起源を知る
「君たち考えたことはあるか。ポケモンは一体何なのか、一体どこからやって来たのか。俺はこの世界最大の謎を解明したい」(ホダカ博士)
プロジェクトミュウ事態の目的はこれ。
ポケモンの起源に関しての調査でその鍵となり得るのがミュウという話だ。
実はアローラキュウコンの騒ぎの途中でなぜかレジアイスが目覚めて襲ってきた。
レジアイスは氷河時代の分厚い氷の下で生まれたと言われているポケモンなのでポケモンの起源を知る上で重要なポケモンだとツルギにも言われている。
ミュウ、レジアイス、マネネ、マニューラ…みんなはこの組み合わせどこかで見たことないだろうか?
そう、映画ポケットモンスターミュウと波導の勇者ルカリオだ。
この作品でもまだモンスターボールがなかった頃のポケモンの歴史について軽く触れていてもしかしたらこの作品から着想を得たのかもしれないね。
アイキャッチとED変更!
カッコイイなおい!ゴウは元から美形だけどXY以前に比べれば可愛くなってしまったサトシもこうして見ると結構カッコイイんだよな〜!
今日から始まったアニポケアイキャッチのサトシとゴウがファッション誌のポーズみたいと聞いたのでそれっぽくしてみた pic.twitter.com/n3zddh1oMK
— おたすけ (@otsk_poke) 2021年6月18日
フォロワーがファッション誌のポーズみたいと言っていたのでこんなものを作ってしまった。
あとはEDのバツグンダイプは子供向けの曲だけど中々良き。
歌詞も好きだし何よりBW時代のサトシのガントルの画像を使ってくれて嬉しい。
こういう地味なファンサービス俺は好きだぞ!
おたすけ評価
レッツゴー!プロジェクトミュウ!!:★★☆☆☆☆☆☆☆☆
個人的評価:★★☆☆☆☆☆☆☆☆
おたすけ評価星三つ!
- 重要回の評価基準
- 起承転結
- 主役の活躍度
- ドラマ性
- 展開
- 演出
- 作画
- キャラクター
- その他
上記の内幾つかの項目を満たしている。またはどれかに特化しているか。
赤文字がプラスポイントで青文字がマイナスポイントだ。
また上記の項目は上から重要な物になっていくがこれは人の好みによって評価が変わるためあくまでもおたすけの評価として見てください。
ストーリー
プロジェクトミュウは甘くないというシゲルの言葉通り試練の過酷さを描いていてその上でレジアイスなどを登場させミュウをなぜ追うのかという理由も説明されていてよかった。
ポケモンの起源を知るというのは今までにない展開の掘り下げになるのでこれからプロジェクトミュウが楽しみになる要因の一つとなるので期待大。
起承転結・展開
起承転結こ転の部分がいくらなんでも雑であのようにキュウコンがあっさり説得されるなら「転」として機能していないのだ。
恐らくこれはレジアイスパートを入れたので尺が余ってなかったのだろう。
再三言っているが新無印特有の詰め込みすぎの弊害が脚本に大きく影響していると思った。
そして説得だけで解決するという展開は根拠のないものとして妥当性として減点される。
最後のまとめ
この後どんなトライアルミッションがあるのかワクワクさせてくれるような内容でツルギのウーラオスの活躍やレジアイス再登場にも期待したいところです。
またゴウは勿論サトシはプロジェクトミュウに対してどう関わってくるのかも楽しみの一つですね。
チェイサー枠が五人でツルギ、アサヒが決まっているところを見るとゴウ、サトシ、シゲルなのかな?
もしかしたらサトシ、シゲルの代わりにオリキャラとか入るかもしれないけどシゲル大好きなのでシゲルを入れてくれたら本当に嬉しいところ。