おたすけの てだすけ ▽

アニポケが大好きな男のポケモンブログ

ストーリーでキャラを動かすタイプとキャラでストーリーを動かすタイプの話

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地下迷宮シャッフルパニック!? 感想

脚本:土屋理敬

絵コンテ:齋藤徳明

演出:牧野吉高

作画監督:岡昭彦

 

 

 

地下迷宮に迷子になってしまったサトシ一行とロケット団

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好奇心旺盛なサルノリとイーブイが地下迷宮に潜り込んでしまったのでそれを追う三人に更にそれを追うロケット団。

そこから始まるドタバタコメディというのが今回の話。

 

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無印編でのリングマでドッキリ!や、

 

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AGでのダイゴ、ココドラ、ボスゴドラ!!などを思い出すサトシ一行ロケット団のシャッフル回だ。

どちらの話も面白いので今回も期待していた古参アニポケファンは多いと思う。

 

サトシの場合

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サトシはモルペコとの組み合わせ。

ギアルクッキーでポッキーゲームしてるのヤバすぎ

 

ゴウの場合

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ゴウはピカチュウとの組み合わせ。

サトシのピカチュウがゴウの言うことを聞かずにどんどん前へと進もうとするところをゴウが止めようとする。

このシーンは結構サトピカファンには賛否両論というか否定寄り意見が多数寄せられてきていて、サトピカは基本いい子なのでちゃんと人の言うことは聞く子なのだ。

 

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他にはピカチュウがゴウの指示前に攻撃したりゲットしようとした時に追撃を狙って追い払ったりしていて「何だろうこの振り回されてる感じ…… あ!(ピカチュウって)サトシに似てるんだ!やっぱりポケモンってトレーナーに似るんだな」とオチを付けてましたね。

 

 

ストーリーでキャラを動かすパターンとキャラでストーリーを動かすパターンがある

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そもそも俺個人の解釈としてもサトシのピカチュウはこういう感じに好き勝手動くタイプではない点が一致してます。

ピカチュウの森が始まるまではやんちゃでしたがその後は基本的にはいい子という一視聴者である俺の解釈です。

 

今回は話の都合で「サトシに似ている」という部分と「ゴウを振り回す」の二点がやりたくて無理矢理ピカチュウをキャラ変変えたように思えました。
これの背景にはそもそも「ストーリーでキャラを動かす」タイプと「キャラでストーリーを動かす」タイプという脚本の違いがあります。

 

今回のゴウとピカチュウの話においては前者の「ストーリーでキャラを動かす」タイプで、ピカチュウはサトシと似ているという話がやりたい!と部分からゴウを振り回すように立ち回らせた結果、視聴者からはキャラに対する解釈の齟齬が起きたわけです。

ストーリーでキャラを動かすのは悪いことではありませんがもしやるならキャラ崩壊だけには気を付けなければいけなくて、こうしてキャラ崩壊を起こしやすい脚本は総じて「ストーリーでキャラを動かす」タイプだと俺は思ってます。

 

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逆に「キャラでストーリーを動かす」タイプはどういう話かと言うとパッと思いつく限りで「チコリータはごきげんななめ!?」がいい例です。

 

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チコリータの初登場は「いじっぱりのチコリータ!」から始まり、サトシにゲットされた後はすぐに懐いた様子を見せました。

ゲットした次の回である「ヌオーとGSボール!?」ではサトシの顔面に抱き着いているヌオーを見て追い払ってからサトシを独り占めしようとしているシーンが見られ、こういうシーンで「チコリータはサトシのことが独り占めしたいぐらい大好きで嫉妬深い」というキャラメイクがされているためサトシが自分よりピカチュウの方が大事だと感じてしまい家出しまう展開に無理が生じないので一部の視聴者に違和感を与えさせませんでしたね。

つまりチコリータはサトシのことがヤキモチを焼くほど大好きというキャラ設定を前々から準備しておいて、そこから作られたのが「チコリータはごきげんななめ!?」という回です。

これが「キャラでストーリーを動かすタイプ」ですね。

アニポケで日常回と呼ばれる回ではこのタイプの方が面白い話が作れると思っています(後述)


幸い今回のピカチュウの行動なんて取るに足らないことだと俺は思ってるので今回モヤモヤしたみなさんもあまり目くじらを立てずに、脚本家も人間なのでこういう時もあるよなぐらいで留めておきましょう。

というかここ近年のオタクは解釈違いだの何だので騒ぎすぎ。

アニメぐらい肩の力抜いて見ようぜ!!!

 

コハルとニャースの場合

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コハルとニャースの組み合わせ。

唯一サトシ一行とロケット団の人語が通じるペアだ。

 

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ニャースお前…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コハルに惚れたな?

大丈夫、俺もだ。安心しろ。

 

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コイツ、ヤブクロンを撃退して好感度稼いでやがる………

しかも何だよその汚ねえ敬語は!ですニャじゃねえよですニャじゃ!!!!つーかなにいきなり敬語使ってんだ!

俺のコハルに色目を使ってんじゃねえ!!!

 

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そしてコハルの「なんで人の言葉を話せるの?」という質問に直で好きな子のために頑張って覚えてたニャと返すニャース。

XYでは結構ぼかして来たので嬉しいファンサービスでもある。

特にニャースのあいうえおと言えば超人気回なので嬉しかった人は多かっただろう。

俺も嬉しかったぞ。

 

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コハルは女神…………………

でもニャースお前シンオウの時ニャルマーに惚れてロケット団辞めてその後痛い目みたのにまだ懲りてなかったんだな…………

 

ムサシとコジロウの場合

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はぐれた対象はイーブイ。

なんとイーブイを仲間にしてニャースの代わりにさせようと企てているらしい。

にしてもイーブイがノリノリというかお前何でも真似っ子しすぎだろ!

やっぱりイーブイは可愛すぎて悪の道は似合わんな(笑)

 

おたすけ評価

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地下迷宮シャッフルパニック!?:★★★★★

おたす評価星五つ!

  • 日常回の評価基準
  1. 起承転結
  2. 主役の活躍度
  3. 掘り下げ
  4. 展開
  5. 演出
  6. その他

上記の内幾つかの項目を満たしている。またはどれかに特化しているか。

赤文字がプラスポイント青文字がマイナスポイントだ。

また上記の項目は上から重要な物になっていくがこれは人の好みによって評価が変わるためあくまでもおたすけの評価として見てください。

 

掘り下げ

上の項目の起承転結、主役の活躍度という部分はできて当たり前だから上に置いてると言った感じなのでちゃんとした加点になる部分はこの「掘り下げ」の部分です。

そして今回の話はやはりニャースとコハルの部分が大きく、関係性の変化という掘り下げがあまりにも大きいです。

どう大きいかと言うとこれによって今後ニャースがコハルへの態度が変わる可能性が高いからです。

そんなニャースやコハルを見て楽しんだり好きになったりする方も勿論居るでしょうし横軸である日常回で一番重要な「掘り下げ」が出来ていて良かったです。

こういう掘り下げに該当する部分が大切なので横軸に限っていえばキャラでストーリーを動かす時の方が面白いと呼ばれることが多いですね。

 

展開

赤でもなく青でもなく黒枠ですが、これに関してはもう少し今回の話を面白く出来たんじゃない?という俺個人の意見なためプラスでもマイナスでもない黒枠です。

今回ロケット団とのシャッフル回でしたが、肝心のロケット団とサトシ一行でお互い喋れるメンツがコハルとニャースの組み合わせだけでした。

 

無印のリングマでドッキリではサトシ、タケシ、ムサシとカスミ、コジロウ、ニャースに別れていてお互い敵同士ならではの会話が弾んだり今まで知らなかったことを知れたりと掘り下げが沢山ありました。

AGのダイゴ、ココドラ、ボスゴドラも同様にマサト、ピカチュウ、ニャースとサトシ、タケシ、コジロウとハルカ、ムサシの三つに別れていましたが三組全員ロケット団がバラけているのが面白さの要因の一つだと思ってます。

ここら辺を考えればムサシかコジロウがゴウとペアになれば普段は見れないゴウとロケット団の絡みが見れたかもしれませんね。

 

最後のまとめ

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シャッフル回にハズレなし!

キャラメイクがいい感じで今回もまあまあ楽しめました。

何なら俺としては毎シリーズ一回はこういう回をやって欲しいレベルです!

ちなみにピカチュウの解釈〜のくだりは構成にビビが入ってる訳では無いので加点にも減点にも入れてません。