トライアルミッション!ウルガモス黄金の鱗粉!! 感想
脚本:米村正二
絵コンテ:尼野浩正
演出:小柴純弥
作画監督:大西雅也、小山知洋、山崎玲愛
- プロジェクトミュウ総評
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黄金のウルガモスの鱗粉を入手せよ!
ついに来た!トライアルミッションが!
ってこの画面まんまポケモンGOやないかい。
さすがポケモンGOを元にした主人公の物語なだけあるな。
今回のミッションはウルガモスの黄金の鱗粉を手に入れること。
他のミッションがどんなのか分からないけどシゲルのファイヤーの羽根を手に入れることの大変さを考えればウルガモスも準伝レベルとしてアニポケでは扱われてるのかな。
こいつ何だかんだベストウイッシュから今までで一体しか出ていないからレアポケ感あるよね。
ウルガモスといえばBWでは高レベル且つ固定シンボルで出てくるポケモンなので準伝説感があって格のあるポケモンだ。(ついでに種族値も高い)
その上黄金の鱗粉ではなければ行けないということは色違いのウルガモスを見つけなければいけないということだ。
ロマンを求めて!!!
ロマ~ンのおじさん久しぶりだな。
情報を元に来た遺跡にはウルガモスはハンターのせいで居ないので別の場所に移動することに。
炎の神=ウルガモス、山の怒り=火山の噴火からウルガモスは火山地帯に生息しているのかもしれないと推測するサトシとゴウ。
そこからロマンおじさんから情報を渡され廃墟と大きな火山のある洞窟へやって来た。
ポケモンを上手く活用する
洞窟の中でダンゴロの集団に襲われ、2人がトロッコに乗るまでインテレオンが時間を稼いでいる。
トロッコで逃走を試みるが線路の先は奈落の底。
落ちそうになるところをレバーをねらいうちしてコースを変更した。
これはインテレオンの射撃性能が高いから出来たことだ。
ポケモンの能力を上手く使えていたので、プロジェクトミュウが求める人物像の1つでもある。
必要のない展開
行き着いた先で見掛けたのはナットレイに襲われる謎のおじさん。
助けられたおじさんは自称ポケモン研究家でサトシ達と同じくウルガモスを探しに来たとか。
メラルバのタマゴを発見したけどサトシとゴウは何のタマゴかは知らず、このおっさんはメラルバのタマゴということに気付く。
なのでタマゴを盗もうとデンチュラのねばねばネットでサトシたちを拘束した。
これが女の子ならエロ同人誌的な展開に期待できたのにショタホモだなんて…!!
おじさんの正体はポケモンハンターでした。メラルバのタマゴを売り捌くつもりだ。
メラルバのタマゴは金になるってことなのかな。
それを見掛けたメラルバ達は怒ってかえんほうしゃを吐く。
周りは火の山になる。おい、メラルバ。
お前らのタマゴが逆に危ないぞ。
こんな時ゼニガメ消防団が居てくれれば…。
水ポケモンたちで消防活動。
出番がめちゃくちゃ少なすぎるサトシのウオノラゴンに最初で最後の勇姿を見せるゴウのクラブ。
何か奥から色違いのメラルバが出てきて何故かウルガモスに進化。
なぜかウルガモスが鱗粉を落としてくれた。
色違いのウルガモスを探しに来たはずが、居たのは色違いのメラルバで偶然進化して偶然鱗粉をゲットするとは運がいいじゃねえか!
運も実力の内って俺のばあちゃんも言ってた。
やったなゴウ!
最近サトシがやったなゴウ!しか言わないんだけどロボットにでもなった?
アサヒさんのパートナーもウーラオス
しかしハンターはしぶとく入口で待ち伏せしている。
だがそこに手助けに来てくれたアサヒさんとツルギさんが手助けしてくれて解決。
ツルギさんはいちげきのかただったがアサヒさんのウーラオスはれんげきのかたを持っている様子。
おたすけ評価
トライアルミッション!ウルガモス黄金の鱗粉!!:★★★☆☆☆☆☆☆☆
個人的評価:★★☆☆☆☆☆☆☆☆
おたすけ評価星三つ!
- 重要回の評価基準
- 起承転結
- 主役の活躍度
- ドラマ性
- 展開
- 演出
- 作画
- キャラクター
- その他
上記の内幾つかの項目を満たしている。またはどれかに特化しているか。
赤文字がプラスポイントで青文字がマイナスポイントだ。
また上記の項目は上から重要な物になっていくがこれは人の好みによって評価が変わるためあくまでもおたすけの評価として見てください。
展開
みんなと力を合わせてトラブルを解決しミッションをクリア!
ここら辺は割と王道的な展開なので普遍性で加点が入ります。
インテレオンのねらいうちの使い方もグッド!
キャラクター
ハンターのおじさんを疑う描写がゴウにあり、こういう点は自我を持っていると言える。
ほとんど入らないが一応加点対象だ。
ストーリー・展開
悪役のハンターがメラルバのタマゴを奪う展開は本来プロジェクトミュウには関係ない展開だ。
こいつからメラルバのタマゴを助けることとプロジェクトミュウのトライアルミッションは直接的な関係がないからだ。
結果的にこいつに尺を取られて、チェイサーに求められる知識、捕獲、バトル、協調性などを描写する暇がなかった。
事実まずメラルバたちを見つけるのに1つ目の遺跡からロマンおじさんから情報を得て1回で当たりを付けてしまっている。
そして必要のない展開をしたせいでたまたま色違いのメラルバが出てきて、たまたま進化して棚からぼたもち形式で鱗粉が手に入ってしまう展開になった。
本来ならばどう色違いのウルガモスを発見し、どう鱗粉をゲットするかを見せるはずだった。
捕獲やバトルの強さ、知識の有効活用、サトシとの連携を見せてゴウの成長を見せるシーンがあったはずなのにハンター登場という無駄な展開のせいでトロッコの行く先を変える以降見どころのないミッションとなってしまった。
以上を理由にテンポと妥当性で減点が入った。
つまりこのハンターさえ居なければ火事も起きずハンターとの争いもなく、余った尺でゴウが努力してウルガモスの黄金の鱗粉をゲットしていた可能性がある。
………………楽。あまりにも楽すぎる。そして内容もハンターをとっちめて報酬をゲットとあまりにも安っぽい。
日常回ならばロケット団のような悪者を退治して終わりでもいいがこれはゴウのメインストーリーなのでもう少し変化を付け加えなければならない。
例えるならサトシのジム戦にロケット団が介入してロケット団をぶっ飛ばして終わりみたいなオチと同じ。
以上の点でドラマ性で大きく減点となる。
最後のまとめ
気分的には★2ぐらいの評価だけど余程悪くない限りはここに落ちることは無いので★3となった。
日常回のボーダーは★3に対して重要回のボーダーは★4、5ぐらいに考えているのでもう少し頑張って欲しいところ。