激突!?青ポケマニア! 感想
脚本:宮田由佳
絵コンテ:齋藤徳明
演出:門田英彦
作画監督:谷澤泰史、kwon yong sang
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ゴウ、色違いのポケモンをゲット
色違いのポケモンゲットするだけでも一話使えそうなものだがあっさりゲットした。
色違いのビリリダマってシンプルでいいね。
そこに現れる気持ち悪いオタク
当然ビリリダマは爆発。サトシ達は90年代な頭になってしまう。
青いポケモンに関する活動を青活と言うらしい。
これも何かの縁ということでサトシ達も一緒に青活することに。
オシャマリの解釈違い・アベルの場合
「例えばこのオシャマリ。穏やかで綺麗なブルーだよね。ダンスが得意でよく踊るポケモンだ。でも気になるのはこの目。思い詰めたような…。もしかしたらこの子は見付けたかったのかもしれない。自分が踊るその意味を。そんな迷いがある日ミスを生み………。」「キミ、大丈夫?(イケボ)」「野生のブルーは当然ボクを警戒するけどボクは弱みに漬け込んだりはしない。そんなボクの気持ちはいつしかちゃんと伝わって……」「キミはもう大丈夫。サヨナラだ…」「オシャマリがボクにだけ見せてくれる素敵なダンスをエブリデイ受け止めちゃったりする。いい感じの生活が始まったりするわけだよ~~~!!」 アベル・妄想アベル
青ポケ写真展で写真一枚からそのポケモンの心情を読み取ったりストーリー作るという妄想力を働かせるのも青活と謳うアベル。
彼の妄想はオシャマリの生態系、オシャマリの愁いを帯びた瞳からストーリーを作っている。
いやぁ、でもこれはなぁ。青ポケ大好きなアベルの妄想なだけに欲望が詰め込まれているって感じだな。
オシャマリの解釈違い・ブルータスの場合
「これは絶対に強くなりたいと願う者の目だ。もしかしたらコイツは住み慣れた場所を無法ポケモンに奪われたのかもしれない。」「泣くな。お前の想いはその程度のものか。来い!悔しさをバネにお前はきっと強くなれる!限界の先までもう一歩粘るんだ!目指せアシレーヌ!」「やがて厳しい特訓の果てにオシャマリは……」「ちょっと待てー!シッポのブルー濃すぎだよ!ここはオシャマリブルーにどっぷり浸らなきゃ!」「いいんだよ。アシレーヌブルーになってからがまた熱いんだから!」 ブルータス・妄想ブルータス・アベル
いーや、待て待て。
待てよ、ブルータス。
俺はお前に言いたいことがある。
ア シ レ ー ヌ は 白 ポ ケ だ ろ ! ?
オシャマリの方がどう見てもブルーだろ!
そうだよ!アベルの言う通りもっとオシャマリブルーにどっぷり浸かるべきだろ!!!
何勝手に進化させてんだよ!!!
オシャマリの生態系に触れていたアベルの方が100倍マシだよ!!!!
コハルの解釈違い・おたすけの場合
「そこの青ポケ姉さんもそう思うだろ?」(ブルータス)
はあああああ!?!?!?
コハルは白ポケだが!?服に青が入っただけで青ポケお姉さんとか……。
やっぱりブルータスのやつは信用ならないな。
コハルは白ポケモンです!!!!誰が何と言おうが白いポケモンなんですぅーーー!!!!!
ソーナンスも青ポケなんだよなぁ…
オタクは好きな物にはお金を使う習性を利用してソーナンスで一稼ぎしようとするロケット団。
コジロウが久々の女装をしている。
写真撮ろうとしたがあまりのオタクの気持ち悪さにソーナンス逃走。
いつもは勝手にモンスターボールから出てくるソーナンスが自らボールに帰るぐらいの気味悪さだ。
ちなみにこのソーナンスは1000匹に1匹の逸材らしい。
ブルータスと喧嘩したアベルだがこの遠征を楽しむためにブルータスをトイレの水に流してやった。
水は青いので流されたブルータスも今頃喜んでるよきっと。
青ポケカフェ行ってみてえええ!!!
おっほ~~~。これはたまりませんな。
青って癒される色してるから最高。俺もゼニガメ抱きたい。ワタッコとかいれば尚よし。
青いグラスめっちゃ綺麗。
めっちゃ語ってるけど青って食欲減退効果あるから普通に食べる気失せるわ!w
パンケーキは普通に美味しそうなの食べたい。
飲み物はいい感じ!
どうでもいいけどアベルのバッグ黄色じゃん。青にしろよ。
青ポケ聖地巡礼してみてえええ!!!
ここはマーブルキャンディのCMでゲコガシラとバニプッチの二体の青ポケが出た聖地である。
だがここにブルータスが待ったを掛ける。
青ポケはゲコガシラ一体だけだと。
なぜなら、
は?
ならアシレーヌもやっぱり白ポケだが??????
やっぱりブルータスってやつ信用ならねえな
パニプッチの化学的解釈違い・ブルータスの場合
これは少し深い話だ。
みなさん突然ですが水道水及び水って何色ですか?
そうですね。透明ですよね。
じゃあ海は?
同じ水だけどこっちは青。
これは海が太陽の光を吸収した時に青以外の色を吸収するので青だけが残り結果的に海が青色に見えるんです。
でも海の水を掬ってみても透明なまま。
こう考えてみると海って青か透明なのか意見が別れそうじゃない?
氷も当然透明だな。透けて見えるし。
じゃあ氷山は?白いものもあるけど青いものもある。
でも基本は白だ。光が氷の表面で乱反射するから白に見えるのだ。
もっと分かりやすい画像だ。
この氷山白色だよね?
でも影になってる部分は青に見えない?
ここら辺。
そう、ブルータスが言いたいのはつまりこういうこと。
彼は化学的な根拠でバニプッチを白ポケと分類しているんだ。
バニプッチの芸術的解釈違い・アベルの場合
そしてそれに対するアベルの反論は芸術的なもので、氷で作られた清く透明感のある青は他に居ないという話だ。
化学的なブルータスと視界情報を信じるアベル。
青か白か、青か透明か。多分この青ポケ界隈ではそんな議論が毎晩繰り広げられているに違いないと俺は見たね。
ちなみに俺はバニプッチは白ポケ派だ。
だって頭が白の方が明らかに面積多いじゃん。
勃発、青ポケバトル!
ぬいぐるみを取り合うアベルとブルータス。
ヤバすぎるだろこいつら…。
バニプッチを白ポケ扱いするブルータスがちゃんとゲコガシラを抱えていて安心したぜ。
そして仲の悪い2人はついに決着付けるためにバトルに!ボールも青色!すげえ!
ダブルバトルかと思いきや相手のポケモンを目隠しして何のポケモンか当てるゲーム。アホか。
ぺリッパーの解釈違い・おたすけの場合
ソーナンスは精神的ダメージを受けたのでいません。
ロケット団という共通の敵を通して意気投合する二人。
オタクのキモさにロケットガチャを出すことなく帰るぺリッパー。お前は本当にいいキャラしてるな。
でもぺリッパーは青ポケじゃないからな。
白ポケいや黄色ポケか…? とにかく青面積少なすぎるだろこいつ。みんなはどっち派なんだ。
新無印二話の前並さんバンク。久々に見ても動きがとてもいい。
この画像だけでも作画の良さは伝わると思う。
おたすけ評価
激突!?青ポケマニア!!:★★★★★★★☆☆☆
個人的評価:★★★★★★☆☆☆☆
おたすけ評価星六つ!
- 日常回の評価基準
- 起承転結
- 主役の活躍度
- キャラクター
- ストーリー
- 展開
- 演出
- 作画
- その他
上記の内幾つかの項目を満たしている。またはどれかに特化しているか。
赤文字がプラスポイントで青文字がマイナスポイントだ。
また上記の項目は上から重要な物になっていくがこれは人の好みによって評価が変わるためあくまでもおたすけの評価として見てください。
起承転結
起:色違いのビリリダマをゲット。そこからアベルと遭遇して青活をすることに。
承:写真展覧会、青ポケカフェ、聖地巡礼。
転:アベルとブルータスが喧嘩勃発。青ポケバトルが始まる。そこにロケット団乱入。
結:ぺリッパーが帰る。ピカチュウが吹っ飛ばして〆
起承転結の内、承転で青活の何たるかをちゃんと描けています。
今回の話の重要なポイントをきっちりと抑えています。にも関わらず展覧会、カフェ、聖地巡礼というこの詰め込みよう。
マニアの特徴を上手くまとめたのはさすがと言えますね。
キャラクター
あまり重要な情報部分ではないので大きな加点にはなりませんがソーナンス、ぺリッパーのマニアに対する心情が描かれていました。
またゴウもマニアの気持ちが分かるというゴウの人間部分にも触れられていましたね。
またセリフの部分でもアーベルとブルータスの二人がお互いの好みや考えをぶつけ合っているので自我がよく見えます。
ストーリー
テーマ性、独自性に大きな加点が入ります。あの世界には青色のポケモンが好きなオタクがいて、そのオタクに対して深掘りをするのが今回の話でした。
だけど青色に対する二人の拘りや解釈は色々違っていて、オシャマリ一匹に脳内ストーリーを作ったり、バニプッチの色の定義を決めたり世界観を広げるような話だったと思います。
展開
写真展覧会でのオシャマリの写真一枚でお互いの妄想の好みが違って、青ポケカフェではお互いの旅行に対するスタンスが違って、聖地巡礼ではバニプッチに対しての視点が違うという青ポケを絡めながらのストーリー展開は今までになかったので面白い展開でした。独自性で大きな加点が入ります。
主役の活躍度
アベル、ブルータスに話が寄りすぎていてサトシ達三人は蚊帳の外。
大幅な減点対象となります。三人の内誰か一人でもいいので今回の話を回せる役が居ればとてもよかったです。
具体的にはサトシ、ゴウはメインの手持ちでルカリオ、インテレオン、ウオノラゴンが居たのでここら辺をメインストーリーに組み込んであげられれば尚良かったと思います。
最後のまとめ
俺の気分的には★7ぐらいはある出来の良さでしたが主役の活躍度が損なわれた時の減点幅は大きいので今回は★6という評価になりました。
俺は今回の話はめちゃくちゃ好きです。