迷い道は分かれ道!?ムサシとソーナンス!! 感想
脚本家:米村正二
絵コンテ:浅田裕二
演出家:浅田裕二
作画監督:岩根雅明
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シトロンと別れたサトシたち
ジムリーダーとしてサトシを迎え撃つためにミアレジムに戻ったシトロン。
なのでサトシはハーレム状態で旅をすることに。まさに両手に花、羨ましい。
当然サトシはそんなことを感じていないが。
一方のシトロンも順調に行っているらしい。
ハリマロンも一緒に喜んでいるけどお前の出番ないんだよなぁ…
『サトシさんのピカチュウを想定したバトル、順調ですね』とシトロイドが言っていたのでこのころからホルビーでピカチュウ対策を練っていたようだ。
理論派なのでサトシと違って事前に対策するタイプのトレーナーであることがわかる(サトシも事前に対策することもあえるけど)
『そうだ!シトロイドにサトシの戦い方をインプットすれば、よりリアルな練習ができます』
なんて言ってたけどガチガチにサトシを対策する気満々で草
ムサシさん、結婚する
いつものように現れたロケット団だが簡単にサトシたちに吹っ飛ばされてしまう…
ニャースとコジロウは一緒だがムサシとソーナンスは別々の方向に吹っ飛ばされたようだ。
クサイハナの花粉を食らって川に落ちるムサシたち。
ムサシの髪のボリュームすごすぎてワロタ
いつもの髪型じゃないと印象変わるなぁムサシ
しかも恋の予感…
医者であるホワイトさんの前ではムサシではなく偽名のムサレッドなんて語っていたけれどそれなんていう戦隊物???
髪下ろしたムサシいけるやん!!!!
幼馴染登場。
どうみても医者とこの幼馴染がくっ付くフラグである。
このムサシ悪くないから一生その髪型でいてくれ。
そっちのほうが若く見えるわ。
ソーナンスたちも仲良くなってる。
そしてしおらしいムサシも中々貴重だ。
暴れるメェークルを止めてホワイトさんにいいとこを見せるムサシ。
ムサシもホワイトさんのお手伝いをしたいと言っていたけれど過去にはラッキー看護学校に通っていたのである程度そっちの知識は持っていそうだ。
飯作るシトロンがいないからマカロンなのほんと面白い。
ホットドッグも食ってたみたいだけど簡単なものしか作れないっぽい。
そしてデデンネはハンターを作った檻に引っかかったらしい。
フォッコがひっかくで壊していたけどひっかくの威力高くね…??
ケガをしたデデンネのためにポケモンセンターを探したがこの近くには診療所しかなかったのでそこへ向かうことになった。
ロケット団を抜けて幸せになる道
ホワイト先生とピクニック中。ダブルデートで楽しそう。
「ソーナンスのこと考えたら、悪に生きるより愛に生きたほうが幸せになれるのかもしれない。…私はどっちを選んだら幸せになれるの?」
本格的にロケット団脱退を考えるムサシ。ここでもおニャースさまのしま同様に幸せへの道を考えている。
それはそうとポッキーゲームしてるソーナンスたちが面白い。
仲間の幸せを願うのがロケット団
診療所にやってきたサトシたちとバッタリ会ってしまうムサシ。
でも髪型も違うし何とかバレてないみたい。相変わらずいつもの服装髪型をしてないとサトシたちはロケット団の存在に気が付かないなぁ。
『ムサシか!?』『髪型も服も変ニャ…』
おっと、こんなこと言ったらムサシファンに刺されそう…。
そして転んだ拍子にいつもの髪型に戻ってサトシたちにバレたムサシ。
「私はロケット団をやめて、ホワイト先生と一緒に暮らすことにしたの」「ニャンですと~!?ムサシは夢を見てるのニャ!!ニャーが目を覚ましてやるニャ」「待て、ニャース!あのままで…いいんじゃないか?ムサシが…ムサシが1人の女性として幸せを掴もうとしているなら、祝福してやるべきじゃないのか?それが仲間ってもんだろ」「ニャーにも恋の痛い経験があるのニャ...ムサシとソーナンスが愛に生きるというのニャら…」
サトシたちもコジロウたちも驚き、ニャースが草むらから飛び出して止めようもしたが、コジロウがそれを制止する。
ムサシが幸せになれるならその道を行くべきだと説いたのだ。
ニャースも過去にマドンニャちゃんにフラれた過去を持っているのでムサシが幸せを掴むことができるなら後押ししてあげたいと考えていた。
「ムサシ…幸せになってくれよ…さらばだ!」
無印の頃から使ってるコイキングロボに、これまた無印の頃から幾度となく追われてきたスピアーの大群。
色んな思い出が脳裏に巡りつつもそれを振り切るようにコジロウはその場から去った。
結婚するって本当ですか?
「一緒に暮らすってことは結婚するの?」「結婚!?」「一緒に生活を共にするならそれが自然な流れよね!」 ユリーカ・ムサシ・セレナ
つまりサトシと一緒に生活を共にしている今結婚しているも同然も言いたいわけですか?セレナさん
ポケモンハンター登場!
ポケモンハンターと接触したコジロウたち。
ドサイドンに果敢に挑みにかかるがお前らポケモンハンターには毎回返り討ちにあってること忘れてないか?
そして喋るニャースに目を付けるポケモンハンターは賢い。マジのレアモンだろこのニャース。
どうしてポケモンハンターっていつも髭生やしたオッサンなんだろうな。
ムサシのために一肌脱ぐというセレナ。
一肌と言わず全て脱いで欲しい。
ムサシの生きる道とは
「すまん…力を貸してくれないか?ニャースと手持ちのポケモン…全部奪われた…今日だけはムサシの力を借りず、ニャース達を助けたいんだ…頼む…」
この世界のポケモンハンター、小物に見えてどいつもこいつもそれなり以上の実力を持ってる奴ばっかりなんだよな~。
「ニャース達がポケモンハンターに捕まった!?私は…どうすれば…」
聞こえていた模様。ロケット団は仲間想いなので聞こえてる時点でムサシがどうするかは明白なんだけどね。
コジロウの頼みを聞いたサトシたちがハンターたちと接触。
シトロンはいないけどサトシ、セレナとハンターの対決なら数的にも優位に立っている。
「キミのことだから…てっきりポケモンハンターとバトルになってると思って…」「へ~心配してくれるんだ?」「当たり前じゃないか!!大切な人のことなんだから心配さ!」
ムサシしっかり失恋する。にしてもイケメンは言うこともイケメンなのか…???
「ソーナンス、アンタとはここでお別れよ…ずっと、幸せにね」
だとすればもうムサシのやることは決まった。ソーナンスを置いて一人でコジロウたちの元に向かう。
仲間のピンチに登場するのかっけえ!
コジロウたちのピンチに現れたムサシ
しかしサトシたち含めたロケット団たちは防戦一方
そんな時に現れたのがソーナンス!
ムサシに着いていくためにメスのソーナンスやソーナノとは別れてきたらしい。相変わらず強力なカウンターだ。
最後はみんなで技を使ってハンターにトドメを刺したがしれっとサトシはドサイドンに10まんボルトを指示。
みんなも技を放ったおかげで恥をかかずにすんだな、サトシくん。
ロケット団はクールに去るぜ
ホワイト先生にお別れは言わず去るムサシ
今回のロケット団、人情に溢れているしすごくクールだ…
最後のオチはシトロン
サトシのデータをインプットしたのにシトロイドが「理解不能理解不能!」と言いながら爆発した。
つまりサトシの脳内は誰にも理解不能ということだな?
おたすけ評価
迷い道は分かれ道!?ムサシとソーナンス!!:★★★★★★★★☆☆
個人評価:★★★★★★☆☆☆☆
おたすけ評価星八つ!
- 日常回の評価基準
- 起承転結
- 主役の活躍度
- キャラクター
- ストーリー
- 展開
- 演出
- 作画
- その他
上記の内幾つかの項目を満たしている。またはどれかに特化しているか。
赤文字がプラスポイントで青文字がマイナスポイントだ。
また上記の項目は上から重要な物になっていくがこれは人の好みによって評価が変わるためあくまでもおたすけの評価として見てください。
キャラクター
掘り下げの項目で加点。ホワイト先生に惚れてしおらしくなるムサシやいつもは敵であるムサシがロケット団を辞めると聞いて人肌脱ぐセレナなど状況によっていつもと違う姿や行動が見られた。
キャラクターの普段見れない光景を見せてくれるのは横軸である日常回ではとても大切なことだ。
ストーリー
ロケット団に関するキーワードの一つとして幸せというワードがある。
結婚は女の幸せだなんてよく言われがちだが、ムサシの女としての幸せと共に過ごしたロケット団との友情のどちらを選ぶか、またコジロウたちのムサシへの想いやムサシに内緒にしてサトシたちに助けを求めるなど心情描写も丁寧に描かれていた。
ロケット団の過去を活かしたストーリー作りのおかげでドラマ性、テーマ性で加点が入った。
展開
別れたはずの仲間がピンチに駆けつけてくる。まさに王道的な展開。普遍性で加点となる。
演出
ニャースを止める時のコジロウの演技やBGMでムサシと別れる寂しげな演出がされていて、その他にもホワイト先生に何も言わずに別れる姿は悪の道に生きることを決意した大人しいBGMを流すところは孤高の二文字が相応しい演出だ。
最後のまとめ
XYの日常回の中でもトップクラスに人気のある回でしたが、基本に忠実、そしてロケット団のテーマを忠実に描いていたのでコンパクトに纏まっていたのと、キャラの個性もしっかり出していたのがとてもいい回だったと思います。
2022/11/22:採点を見直した結果、おたすけ評価を★6→★8に変更しました。