ファイナルⅠ「激流」 感想
脚本:冨岡淳広
絵コンテ:清水聡
演出:小柴純弥
作画監督:広岡トシヒト、倉員千晶、中矢利子
ファイナルⅡ「翻弄」感想
脚本:冨岡淳広
絵コンテ:尼野浩正
演出:ウヱノ史博
作画監督:篠原隆
ファイナルⅢ「最強」感想
脚本:冨岡淳広
絵コンテ:浅田裕二
演出:浅田裕二
作画監督:岩根雅明、志村泉、中矢利子
ファイナルⅣ「相棒」感想
脚本:冨岡淳広
絵コンテ:冨安大貴
演出:大賀まこと、森山愛弓
作画監督:安田周平
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歴代最高峰のバトルが開幕!
世界最強レベルのトレーナーが集うマスターズトーナメントもいよいよ佳境に。
マスターズトーナメントは面白い部分もありつつも悪目立ちする部分も多く何度か炎上していた。
そんな中ダンデ戦は歴代のバトルの中でもクオリティがかなり高く、Twitterでもトレンドを総ナメするほどだ。
今回はそんなダンデ戦のいいところを紹介していこうと思う。
サトシが両手に花すぎて羨ましい
いよいよ無敗の王者ダンデとの決勝戦が始まる。
新無印においてサトシはダンデとバトルすることを目標に置いておいたので注目の一戦だ。
そんな控え室になんとイーブイとポッチャマが乱入!
なんとヒカリとコハルが二人で応援しに来たみたいだ。
ヒカリはずっとテレビでサトシのバトルを見ていたらしいが決勝戦まで勝ち上がったと聞いていてもたってもいられなくなったんだとか。
ゴウは決勝戦だけ不在で、現在はプロジェクトミュウに参加しているのでその代わりだろう。
美少女が二人も応援しに来るなんて羨ましすぎるぞサトシ!!!
チアコスをするポッチャマ可愛い!
ちなみにヒカリのポッチャマはオスである!
シンオウ地方ではサトシのジム戦を応援する時によくチアコスをしていた。
実に12年振りのチアコスである。
けど、ジム戦と違って観客が多い時はポッチャマだけでヒカリはチアコスをしないようだ。
さすがに人前であの姿はヒカリも恥ずかしいんだろうね。
サトシがポケモンを倒すと二人で喜ぶさまがマジで可愛い。
こいつら手持ちのポケモンもくそ可愛いのがほんとずるい。
前哨戦!カウンターシールド発動!
そして始まったサトシとダンデのバトル!
サトシは一番手はピカチュウと決めていた模様。
ピカチュウの10まんボルトとエースバーンのねっさのだいちがぶつかり合うがお互い攻撃が当たってしまう。
だがダンデのエースバーンの特性はリベロなので、ねっさのだいちと同じじめんタイプになり、でんき技の10まんボルトを無効にしてしまった!
相手の技を見てからタイプを変える戦術はアニメならではの戦法だ。
そこからピカチュウとエースバーンを引っ込めた両者はインテレオンとゲンガーに交代!
ゲンガーはあくのはどうから逃れる為に、壁抜けを使い地中の謎空間に潜る。
しかしここでダンデはインテレオンにアクアジェットを指示!
インテレオンは水を纏いながら回転することでカウンターシールドを編み出したのだ。
このカウンターシールドは準決勝のシロナ戦でサトシとピカチュウが使っていたのでそれを見て真似たようだ。
カウンターシールドといえばサトシがシンオウリーグで使っていた戦術だ。
そしてカウンターシールドの元の考案者はヒカリなので、ヒカリもダンデのインテレオンがカウンターシールドをする様を見て驚いた。
サトシのカウンターシールドは空中のポケモンに対応しているのに対してダンデのカウンターシールドは地中にいるゲンガーを引き摺り出すためのカウンターシールド。
この太い激流がすっげえ強そう。本当にアクアジェットか?と疑いたくなる。
というか予告時点ではハイドロポンプをカウンターシールドしてるのかと思った。
カウンターシールドで引き摺り出されたゲンガーはおにびで水を蒸発させた。
おにびは1発で8個の火の玉が出るからカウンターシールドの帯を打ち消すには持ってこいの技だ。
そして水蒸気で視界が見えなくなった隙にサトシはゲンガーをキョダイマックス!
ここで一気に勝負を決めるようだ。
余談だけどたまにはウオノラゴンやネギガナイト、カイリューあたりを普通にダイマックスさせてあげてほしかった。
キョダイマックスゲンガー始動!
ダンデのインテレオンは二丁拳銃。
インテレオンといえばスパイのイメージだが、ダンデのインテレオンはガンマンというイメージなのがこれまた格好いい。
ダイアシッドの範囲がフィールド全域というのがすげえ強そう。
インテレオンがダイアシッドを避ける作画がものすごく格好よく、避けながらも的確にゲンガーを狙うのがとても格好いい。
ダイアシッドも強くあくのはどうを撃った直後に死角から攻撃できた。
だがあくのはどうはゲンガーの口の中に直撃!
その昔ダンデはリザードンでムゲンダイナの口の中に攻撃していたけど殺意高すぎるな。
というかインテレオンの活躍でまだ技を2回しか指示していないのに、キョダイマックス状態が溶けてしまった。
アニポケのダイマックスは特定の大ダメージを受けるとダイマックス状態が溶けてしまうようだ。
それが俺の狙いでした!
バリコオルが中々の強者でゲンガーを倒すだけではなく、体術もかなりのもの。
フリーズドライをゲンガーののろわれボディで封じられたにも関わらずサイコフィールドと氷の床という自分の有利な状況を作って優位に立ち回っている。
バリコオル戦でのサトシはれんぞくぎりでサイコフィールドを壊す作戦に出た。
むしタイプのれんぞくぎりはエスパータイプのサイコフィールドに効果は抜群理論だ。
まんまXYのマーシュ戦である。
むしタイプのシザークロスはエスパータイプのトリックルームに効果抜群だから破壊できる理論。
脚本は同じ冨岡さんだから完全に意識してやがる…。
その後はネギガナイトを一旦引っ込めてメガルカリオで戦うもこのボコられようww
メガルカリオがダンデ戦で活躍するのは「ファイナルⅡ・翻弄」なのだがこの回だけ作画が全体的に微妙且つ勝っても苦戦を強いられたりその後もいい所がなかったりエースの割にはいいとこ無しだった。
巨大はどうだんが見たかったぜ……
ちなみにバリコオルは波導とメガシンカパワーで強引に突破
実質技2個しかないバリコオル相手に苦戦を強いられていた
中盤戦!翻弄するドラパルト!
その後のドラパルト戦ではドラゴンテールで強引に交代させられながらサトシの手持ちはどんどんダメージが蓄積されていく。
カルネとのフルバトルではリザードン、ゴリランダー、ドラパルトの三体だけでダンデは圧勝していた。
ゴリランダーが4タテする中、ドラパルトはルチャブル1匹しか倒せずゴリランダーだけが異常に強いとファンの間では噂されていたがもしかしたらドラパルトはドラゴンテールでの削り役で、ゴリランダーはドラパルトがダメージを与えた4匹を倒しただけの可能性もある。
ゴリランダーが強いのはアラン戦でキョダイマックスをさせて貰えるほど信頼度があるところやサトシ戦でも2タテしている所から間違いないけど、カルネ戦に関してはほぼワンカットしか映されてないので美味しい所を持っていってたのかなと思った。
そんなドラパルトだが10まんボルトで麻痺を引いてかえんほうしゃでメガルカリオを突破してしまう。
バリコオル戦のダメージがあったとはいえ、ゴリランダーに負けるわけでもなく2タテする訳でもなくルカリオが敗退するのは視聴者に驚きを与えた。
アローラリーグ決勝戦で大活躍したエースルガルガンがククイ戦では真っ先に落とされていたがそれを彷彿とさせる不遇っぷりだ。
SMも担当している冨安監督もしかしてこういう展開がお好きなのだろうか。
そしてドラパルトとカイリューが再び戦うことに。
ぼうふうを10まんボルトで打ち消し、りゅうせいぐんも軽々避けてカイリューに接近していく。
だがシンジ戦で習得したカイリューせいぐんを使ってドラパルトを突破した。
尚、りゅうせいぐんというよりはフリーフォールである。
サトシのカイリューはかつては最強と呼ばれていたがその帳尻合わせを受けるかの如く今年はキバナ、シンジ、シロナ相手に立て続けに負けていて、これが今年初の白星となった。
終盤戦!最高の相棒、ピカチュウ大活躍!
強敵ゴリランダーがカイリューとネギガナイトを立て続けに倒し、古代の力に覚醒したウオノラゴンがゴリランダーを下す。
ウオノラゴンはエースバーンにやられてしまったので、残るはピカチュウのみ。
ダンデ側はリザードンとエースバーンの二匹が残っている。
岩根原画の1000まんボルトVSキョダイゴクエンは素晴らしくサンムーンのカプ・コケコ戦をリスペクトするかのようなカメラワークをぐるぐる回す作画をしていた。
まさかキョダイリザードンの活躍がここで終わるなんて
間違いなくVSキョダイリザードンがラストバトルになると昔は思ってた。
キョダイピカチュウVSキョダイリザードンかな~って。
キョダイマックス対決!
しかし1000まんボルトを使っても尚キョダイゴクエンを相殺するだけで終わり、その後乱入したムゲンダイナが応援としてダイマックスパワーを注入してきた。
サトシのピカチュウが2年ぶりにダイマックスする。
本来ダイマックスはボールの中に入れてから大きくなったボールを投げるのだがサトシのピカチュウはボールに入らないのでピカチュウごと投げていたのが凄まじく可愛い!
コハルとヒカリもピカチュウの大きさにこの驚きよう!
キョダイカキュウとキョダイバンライを腕や脚を使って受け止める両者。
キョダイカキュウとキョダイバンライを受けた二匹は一撃しか放ってないにも関わらずダイマックス状態が溶けてしまった。
アニメのダイマックスもHPが上がるとワタルVSカルネで明言されていたのでそれを一撃で倒すピカチュウもすごいが、ダイマックス状態を一撃で解除するエースバーンのキョダイカキュウの火力も凄まじい。
リベロダイアースでじめんタイプにしなかったのはキョダイカキュウの威力を優先したのかな。
相棒対決!ピカチュウVSリザードン!
最後はリザードンとピカチュウの相棒対決!
サトシが指示をするだけでもう格好いい神作画!
でんこうせっかのときは前に向かうような指示をして、
エレキネットのときは両手を広げて受け止めるポーズをする。
「相棒」のサトシはピカチュウの技に合わせた指示ポーズを取るのが斬新且つ良作画で素晴らしい。
エレキネットを放つピカチュウもこれまた格好いいんだわ。
何ならこれをもっと前からバンクにしてくれればよかったのに…!
ちなみにここは忍田雄介さんのカットだ。
新無印が最終回を迎えたので、新無印のスーパーアニメーター忍田雄介さんの神作画集を紹介。激しい動きと崩しを入れない丁寧さを両立するタイプのアニメーターです。マスターズトーナメントは色々あったけどファイナルⅣ『相棒』はサトシ最終章に相応しいバトルだった…!#anipoke #アニポケ pic.twitter.com/2CBf2GRSeh
— おたすけ (@otsk_poke) 2022年12月16日
アニポケ史上最高の神作画連発!
めっちゃ動くやん……!!!
天井からカメラがぐっと迫る感じが臨場感あっていい。
ダンデの背面からサトシとピカチュウがアップで映り、サトシの格好いい指示モーションを出す。
しかもでんこうせっかが目にも留まらぬ速さ!
でんこうせっかの作画やばぁ……………
がんせきふうじふうじ!?
そこからのげんしのちからもめっちゃ強そうでピカチュウは登って攻略しようとする。
ダイゴ戦のユレイドルのロックブラストやシロナ戦のトリトドンのだいちのちからも登って攻略していた。
だけどダンデ戦は一味違い尻尾を使って大きくジャンプしている。
間違いない!これはXYのショウヨウジム戦で使っていたがんせきふうじふうじ(りゅうせいぐんふうじ)だ!
直接口で言われた訳では無いからもしかしたら脚本の冨岡さんではなく演出さんの粋な計らいかもしれない。
にしてもカウンターシールドやサイコフィールドをむし技で破壊したり、がんせきふうじふうじだったり過去の戦略を思う存分使ってくるのがすごすぎる。
しかもこの後の天井を走るピカチュウがかっこいいんだわ!!!!!
分かってるよ、このGIF画像が欲しいんだろ???
フィールドだけじゃなく、天井まで利用して戦ってるのが広い空間を感じさせられてものすごくいい!!
アイアンテールの指示も完全に何かを切り裂くモーションなんだよな。サトシの手がアイアンテールっぽい動きをしててかっこよ~~~~~!!!!!!
空中に浮いた後もエアスラッシュをアイアンテールで全て弾き、いつもより長く見える尻尾が格好いい。
リザードンにアイアンテールは避けられてしまうが、電撃を纏うアイアンテールがめちゃくちゃ迫力ある!
何とか最初のでんこうせっかからこのアイアンテールまでも忍田雄介さんのカットである
電撃を纏うアイアンテールといえば劇場版ポケットモンスターココのピカチュウが印象的だな!
しかし高度から放つアイアンテールが地面に突き刺さったせいでだいもんじを避けることも相殺することも適わずピカチュウは立つのがやっとの状態。そこから視界は暗転して倒れてしまった。
ピカチュウと最高の仲間たち
そんなピカチュウを過去の仲間たち見守っている。
カスミがサンムーンからめっちゃ変わってるし、ハルカとマサトがしれっと再登場してるし、というかハルカとセレナが手を繋いでるし、タケシとデントが一緒に居るし、ていうかていうかパンジーさんが何故かいるし!
もう歴代の仲間がみんなサトシとピカチュウのことを見守ってるよ…。
ゴウは見てないけど…………。
そして視界が暗転する中、ピカチュウはサトシと初めて出会った時の会話を思い出す。
視聴者側はいつでも1話を見返せるのであの会話を覚えていてもピカチュウからしたらたった一度の出来事で、あの会話を覚えているということはサトシとの出会いはピカチュウにとって印象深いものだというのがわかる。
そこに現れるリザードン、フシギダネ、ゼニガメ。サトシがピカチュウ以外でもっとも信頼する三匹だ。
別れたはずのピジョットやバタフリーがいるのも胸熱。
というかピジョットとバタフリーはTwitterでトレンド入りしてたし。
そしてカントーやジョウトの面々。
ここにゲットはしてないけど数日間共に旅したヨーギラスがいるのがエモーショナルがすぎる…!
ホウエン地方組にエテボースが混ざるのはこれが初である。
エイパムはヒカリと交換した後に進化したのでどちらかといえばダイパの印象が強いけど、ホウエン組なんだよな~~~~
ちなみにホウエン組に混ざるエテボースが見れるのはここだけ!
ジュカインの木の枝やゼニガメのサングラスもそうだがワルビアルがサングラスしているのいいなぁ。
サングラスとか木の枝とかあるだけでサトシのポケモン!って感じがして好き。
アーゴヨンにウルトラガーディアンズのタグが付いてたり、ゲットしてはないけど仲間のソルガレオ(ほしぐもちゃん)がいたりこれもまた熱い。
サンムーンファンからしたら細かくて最高のファンサービスだ。
最後に現行の仲間たちと、そしてサトシ。
「そうだ、ピカチュウ!オレたちにはみんながついている!」新無印132話 ファイナルIV「相棒」(サトシ)
サトシがピカチュウに声を掛け、ピカチュウは最後の力を振り絞った。
ここで流れてくるのがめざせポケモンマスターの原曲なのが激アツ!
彼らにとって原点の曲が流れ、ピカチュウは黒い雷を放つのがこれまでにないかっこよさ!
ピカチュウは空高くに電撃を放っただけなのに爆風がものすごいww
サトシの一番好きな技で決めるぞ!
これ本当に10まんボルトか…?
いや、めっちゃ光ってるし、黒い雷もあるし!
何かサトシかっけえし!
帽子の鍔を後ろに回すサトシ特有の気合いを入れる仕草も久々すぎてやべえって!
個人的に新無印サトシの顔はあまり好きくないけど、こいつバトルの時になると突然格好よくなるんだよなぁ。
それにピカチュウって可愛い生き物だよな?
こんな格好いいピカチュウ、サトシのピカチュウ以外で見たことあるか?
サトシの一番好きな技は10まんボルトだがまさかそれで決めに掛かるとは!
無敵の王者と呼ばれたダンデもこの本気っぷり!なんだこのだいもんじかっけええええええええ!!!
今日の記事でもう何回格好いいを言ったことか……。
おい!!!!!!!
だいもんじと10まんボルトって言っただろ!!!!!
それはもはやフレアドライブとボルテッカーだろ!!!!
2匹とも目がイッてるwwwwww
リザードンは倒れまいと意識を保つために天に炎を吐くが、
倒れてしまった。
サトシたちは全力を尽くして世界最強の王者ダンデのエースポケモンリザードンを撃破したのだ。
ちなみにこの10まんボルトとだいもんじのぶつかり合いは前並武志さんの担当箇所。
SMから活躍し始めたアニメーターで、アローラリーグでもピカチュウVSゾロアークやアーゴヨンVSカプ・コケコという神作画を生み出してくれました。久々の前並さんありがてえ!!!!
25年の集大成!サトシ優勝おめでとう!
ボロボロのピカチュウを抱き締めるサトシ。
ほんとサトシとポケモンたちは仲良さそうなのが最高だ…………。
研究所のみんなも大喜び!
コータスが涙脆い設定ちゃんと生きてて安心した。
ヒカリとコハルの正ヒロイン感。
ここにゴウがいないことが悔やまれる…!
サトシおめでとう!!!!!
盛り上がりも最高潮!
実は…
— アニメ「ポケットモンスター」公式 (@anipoke_PR) 2022年11月11日
渋谷で #アニポケ 速報が流れていました🎊
サトシが世界チャンピオンになったニュースを、東京・渋谷の大型ビジョンで放映👀
今はもう見られないのですが、
とっても貴重な瞬間でした✨
たまたま渋谷で見られたよっていう方…いますか❓#アニポケ #サトシ世界チャンピオンおめでとう pic.twitter.com/XIO7V5SrXc
渋谷でも盛大に祝っててすごい……
Twitterのトレンドもほぼ独占するという圧巻っぷり!!!
Yahooニュースやライブドアニュースでも大きく取り上げられ、SNSだけではなく現実も大きく巻き込んで盛り上げる形となった。
マジでダンデ戦は力を入れようと思っていたんだろうな。
おたすけ評価
ファイナルIV「相棒」:★★★★★★★★★★
個人評価:★★★★★★★★★★
おたすけ評価星マックス!
- バトル回の評価基準
- ストーリー
- 展開
- 戦術面
- 演出
- 作画
- 意外性
- キャラクター
- その他
上記の内幾つかの項目を満たしている。またはどれかに特化しているか。
赤文字がプラスポイントで青文字がマイナスポイントだ。
また上記の項目は上から重要な物になっていくがこれは人の好みによって評価が変わるためあくまでもおたすけの評価として見てください。
ストーリー、展開
まず展開においても世界最強の王者にWCS決勝戦で戦う展開はシチュエーションで加点が入り、4話とも全体的にテンポのよさも目立っていた。
過去ポケが夢に出て応援するのも意外性、積み重ねで加点がされ、普遍性でも評価が高い。
ドラマ性に関してはサトシとダンデのドラマ性は薄いもののそれを補うかのように、サトシとピカチュウのドラマ性を詰め込んでいる。
10まんボルトで決めるシーンやがんせきふうじふうじ、カウンターシールドなど諸々もリスペクトで大きく加点となった。
冨安監督にありがちなテーマ性に富んだバトルではなかったが、その代わりこれまでの積み重ねを全て詰め込んだそんなバトルだった。
またダイマ、Zワザ、メガシンカを全て使うことで4話という長さに起伏を産んでいるのも加点となる。
演出
めざせポケモンマスターの他にも様々な音楽が挿入されていて、音楽で大きな加点となる。
めざせポケモンマスターはマジで激アツ!
それに加えて大谷育江さんの倒れそうなピカチュウの演技もかなりよかった。
そしてインテレオンカウンターシールドやゲンガーのダイアシッドの広範囲攻撃の規模や、最後に全力を込めるダンデ、サトシ、ピカチュウ、リザードンの表現も加点源だ。
作画
言うことなし
「激流」「最強」「相棒」の三つは全て良作画&神作画だった。
美観、モーションどっちにも加点!
その他
過去のレギュラーキャラが訳分からんぐらい登場してそこで細かい加点が何度もされている。
展開
めざせポケモンマスターを流してから一度ベッドシーンを挟むのはあまりテンポがいいとは言えず、めざせポケモンマスターも中途半端に終わらせてしまったのでここは減点となる。
またサトシだけがメガシンカ、Zワザ、ダイマックスを使うのはハンデマッチとなるので真剣勝負の場でそのような行為はシチュエーションでマイナスを食らう。
この三点一緒に使うルールは加点も入ってるのでプラマイゼロだ。
作画、演出
翻弄の作画は全体的に悪かった。
具体的にはモーションが怪しく脚本によるテンポで誤魔化してはいたがメガルカリオのバレットパンチや氷の上を遅い速度で滑るバリコオルなど誤魔化しきれてない部分もある。
ネギガナイトがフィールドを壊しているのに数秒棒立ちのバリコオルの印象も悪い。
これはネギガナイトをアップして、バリコオルを映さなければまだあまり気にならなかったので広い空間を使ってバリコオルを映してしまった演出さんに問題がある。
つまり表現で減点を食らう。
とはいえここら辺の減点は4話あるうちのたった数カ所あるかないかなので気になる部分ではあるが大きな減点とはならなかった。
最後のまとめ
神作画&過去の戦術&過去の仲間たちというサトシの25年間全てを使ったかのようなそんなバトルだった。
ダンデ戦が一番好き!という人も続出するほどだったので、如何に今回のバトルがすごかったか分かると思う。
翻弄以外の三話分は余裕でオススメ出来る出来だ。