なぜシンジ戦はアニポケ史上最高のバトルと言われているのか?

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ライバル決戦!サトシ対シンジ!! 感想

脚本家:冨岡淳広

作画監督:緒方厚

絵コンテ:金崎貴臣

演出:うえだしげる

 

激闘フルバトル!サトシ対シンジ!! 感想

脚本家:冨岡淳広

作画監督:岩根雅明

絵コンテ:浅田裕二

演出:浅田裕二

 

決着ライバルバトル!サトシ対シンジ!! 感想

脚本家:冨岡淳広

作画監督:岩根雅明

絵コンテ:古賀一臣

演出:浅田裕二

 

新無印のシンジ戦

 

 

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アニポケ史上一番の神バトルと名高いシンジ戦

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アニポケファンもアニポケをちょこっとしか見ない一般層からも高い評価を受けているシンジ戦。

最近放送されたサン&ムーンのククイ戦やXY&Zのショータ戦などアニポケの歴史の中でもトップレベルに面白いバトルが出ると、ことある事にシンジ戦と比較される節がある。

10年経った今でも引き合いに出されるぐらいには根強い人気を誇っている試合なのだ。

 

昨日でシンジ戦が始まってから10周年経ったので今回はシンジ戦の面白い所を簡単に綴っていこうと思う。

 

試合の序盤 〜 カウンターシールド 〜

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ダイヤモンド・パールのサトシの戦法として有名なのがこのカウンターシールドである。

そもそもこのカウンターシールドはヨスガジムのジムリーダーであるメリッサのフワライドのさいみんじゅつ対策として生まれた技だ。

 

 

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そしてどこから着想を得たかと言うとポケモンコンテストカンナギ大会のヒカリのコンテストバトルから。ヒカリのコンテストバトルを見てメリッサさん対策のアイデアを思い付いたと言っていたが、サトシとヒカリは他のシリーズのヒロインと違いお互い影響を与え続けている証でもある。

ポケモンの技を食べて自分自身を強化したり、氷のアクアジェットなど、サトシがヒカリに影響され、ヒカリがサトシに影響された結果生まれた戦法がダイヤモンド・パールには数多く存在する。

カウンターシールドもサトシとヒカリ、タケシの旅の中で培ってきた経験で生まれてきたものの一つだ。

 

サトシとシンジ、それぞれの強さ

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そしてそんなカウンターシールドをサトシではなくシンジが使ってきたという驚き。

お互いを認め合えず違う道を歩んで来た二人だがサトシの強さをシンジが認めたというシーンでもある。

 

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「オレ、あれからアイツの強さは何だろうって考えたんだ」「で、分かったのか?」「アイツは今までの経験全部を自分のパワーに変えてる」「そんなの当たり前じゃん」「その当たり前が難しいんだよ」「でもさ、経験がパワーになるんだったらサトシだって同じだろ?」「そうだ、同じなんだ。同じだからこそシンジの強さを考えているうちにじゃあ俺の強さは?って思ったんだ」 #186話 ライバル決戦! サトシ対シンジ!! (サトシ・ジュン・タケシ)

サトシの強さ、シンジの強さは互いに違う方向を進んでおり今までお互いにバトルスタイルや育成方針などを否定してきて旅をしてきた。

だけどシンジは目標にしていたジンダイをサトシが倒した事実を知り、一方でサトシはエイチ湖のフルバトルでシンジに完敗する。これをキッカケに二人の考え方は大きく変わっていく。

そしてシンジがサトシ達の戦法であるカウンターシールドを真似るというのはシンジからサトシの強さに歩み寄ってきたとも言える。

勿論シンジからすれば有用な戦法だから真似ただけだと思うがそれでもサトシ達の考えた戦法を真似たということは大きな出来事だと云うことに間違いない。

 

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「アイツが嫌いだった。アイツは兄貴と同じだったからな。仲間、信じる、兄貴もよくそう言ってた」 #186話 ライバル決戦! サトシ対シンジ!!(シンジ)

シンジがサトシを嫌っていたのはレイジさんに似ていたからで、そもそもジンダイを目標にしたのも優秀なトレーナーであるレイジがジンダイに負けた後育て屋となり腑抜けたように見えたからだ。

そんな兄に成し得なかったことをやりたいという思いがあり、そんなレイジとサトシを重ねていたのかもしれない。

 

シンジならではの強さ

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ボスゴドラをゴウカザルで倒し、トリトドンをブイゼルで倒して勢い付くサトシ。

だけどその二体はサトシのポケモンを様子見するためのポケモン、いわば捨て駒であるとシンジは明かした。

事実二匹を先に倒したのはサトシだが、シンジが二匹しか見せてないのに対してサトシはピカチュウ、ゴウカザル、ブイゼル、ムクホークの四体がバレておりその結果サトシがエイチ湖のメンバーで来ていることが割れてしまった。

その後は鬼強いドラピオンでブイゼル、ムクホーク、ドダイトスを撃破。

この捨て駒戦法はポケモンの気持ちを重んじるサトシには出来ない戦法であり、勝ちに徹底したシンジだからこそ出来たこと。

今までのサトシならこのやり方を頭ごなしに否定してきただろうけど、今の彼はこういう戦い方もあるということを知っている。

 

試合の中盤 〜 グライオンの成長 〜

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シンジ戦で中盤戦で熱いバトルといえばグライオンvsドラピオン!

意図も簡単にサトシのポケモンを三タテする強敵とエアバトルマスターの元で修行し強くなったグライオンのバトルは必見!

まずミサイルばりを避けて攻撃を当てるグライオンがものすごくかっこいい!しかもめっちゃ動く!

 

グライオンのギガインパクト!

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ドラピオンは360度首が回るため死角は無く、ドダイトスのロッククライムを真正面から受け止めて持ち上げるパワー、そして相手を確実に捕まえる腕と尾。

接近戦を仕掛ければすぐに捕まりドラピオンの餌食になってしまう。

だがグライオンにはシンジも知らない強みがある。

 

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それはグライオンにはギガインパクトを放った後その反動で上空に逃げて、ギガインパクトの反動の隙を消す方法があるという事だ。

 

あの弱虫だったグライオンがこの強敵ドラピオンを倒すほど強くなったという展開は胸熱。

ミツゾーさんに預けて強くなってリーグで帰ってくる展開はかつてのリザードンを彷彿とさせる。

 

二度目は通用させない

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シンジ最後の一匹はエレキブル、対してサトシはゴウカザル、ピカチュウ、グライオンを残している。

疲れが残っているので交代しようとしたサトシだがグライオンのやる気を買い続投する。

グライオンは地面タイプなので電気技は通じずエレキブルにはだいぶ有利なポケモンだ。

ギガインパクトで決めにかかるサトシだったが、今度はしっかり防御した上で逃げられる前に尻尾でグライオンを確保。

空いた諸手でグライオンを攻撃してダウンさせた。

 

さっき見た戦法を即座に対策する辺りさすがシンジとしか言い様がない

 

試合の終盤 〜 ゴウカザルの覚醒 〜

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ゴウカザルvsエレキブルはBGMの勢いも相俟ってめちゃくちゃ熱い!

だけど勢いだけの面白さじゃない。ちゃんとエレキブルとゴウカザルのバトルの裏にはサトシとシンジのストーリーも背景描写に含まれているのがまたイイんだわ。

 

ピカチュウvsエレキブル!!

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グライオンが倒れた後はピカチュウとエレキブルのバトル!

でんきエンジンがあるので電気技が効かないエレキブルにピカチュウは相性最悪!

シンジは地面に向かって雷を使いフィールドを破壊。

地面を礫にしてピカチュウに飛ばすがサトシはそれを読んでいたのででんこうせっかで躱す。

このシーンはゴウカザルvsテッカニンの時にあなをほる+フレアドライブでどくびしを焼いたサトシの戦法をシンジなりに真似たもの。

シンジなりにサトシの強さをどんどん吸収しているように見える。

 

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「気が付いているか?ピカチュウは背中を向けている状態だがエレキッドはまだ左手が使える!かみなりパンチ!!」#3話 ライバルバトル!三対三!!

そしてアイアンテールとかみなりパンチがぶつかり合うがエレキブルにやや押し負けるピカチュウ。

そこでシンジは初めてサトシとバトルした時のことを思い出すと語る。

あの時もエレキッドとピカチュウのバトルでアイアンテールとかみなりパンチがぶつかり合っていた。

 だがこの時はピカチュウが上を取っていたので連続アイアンテールでかみなりパンチを阻止。

しかし今は状況が違ってエレキブルが上を取っている側。かわらわりを直撃させてエレキブルはピカチュウの撃破に成功し、サトシも残り一匹に追い込まれてしまった。

 

サトシならではの強さ

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そして最後の一匹はゴウカザル、サトシのゴウカザルとシンジのエレキブルは互角のバトルを繰り広げる。

 

 

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「今まで何度もサトシとシンジのバトルを見てきたけどこのバトルは何か違う」「やっと二人が同じ場所に立ってバトルしてるってことかもしれないな」「同じ場所?」「前にレイジさんが言っていた二人は表裏一体。表と裏の関係だ。目指すものが同じでも違う道を歩いてきた二人はやっとお互いを認め合い正面からぶつかり合って二人ともきっとそれを分かってると思うんだ」 #188 決着ライバルバトル!サトシ対シンジ! (ヒカリ・タケシ)

これまでのバトルで幾度となくぶつかった二人がリーグで互いの強さを証明するだけではなく相手の強さも理解してそれを自分の力として吸収する。特にシンジはサトシの戦法を積極的且つ有効的に使ってきた。

ならばシンジ戦の前に言っていたサトシの強さとは何だろうか。

彼ならではの奇抜な発想もサトシならではの強さだけど、やはり一番の強みはサトシは自分のポケモンを信じていてポケモンもまたサトシの信頼に応える所にあると思う。

 

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激しい戦いの末、ゴウカザルもピカチュウやグライオン同様に尻尾に捕まり戦闘不能へ…

だがそんな時、エレキブルとシンジがゴウカザルを奮い立たせようと挑発する。

ただ挑発しただけなのか、それともゴウカザルに期待をしていたのか別の意図があったのかは分からなかったがゴウカザルも負けられないとそこで猛火を覚醒させたのだ。


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この時、サトシは「来たか!」と猛火を来ることを分かっていたかのような台詞を吐いていて、つまりは猛火を発動させることを狙っていたと言える。

しかし、サトシの性格上ポケモンにダメージを与えて猛火の発動を狙うようなことはしない。実際にシンジも無理やり猛火を狙おうとしていたがサトシはそのやり方を否定していた。

だけどシンジに勝つためには猛火の発動は必須だと感じたサトシはゴウカザルを追い込んだ。

しかしそれはゴウカザルを痛めつけている訳でも無茶をさせている訳でも無い。ゴウカザルなら攻撃を耐えてくれるとサトシは信じていて、サトシもゴウカザルもシンジに勝つためにやっていることだ。

そしてそんなゴウカザルもサトシの信頼に応える為に立ち上がり猛火を発動させたのだ。

だから最後のゴウカザルの立ち上がり猛火を発動させるシーンはサトシがシンジの強さに歩み寄るシーンでもありサトシの強さの表れでもある。

 

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猛火を発動したゴウカザルのパワーは圧倒的でエレキブルも頑張って応戦するも最後はフレアドライブでエレキブルを撃破。

やはりタイプ:ワイルドのBGMと岩根さんの描くスピード感は熱い!脚本、演出、作画方面諸々完璧な回でした!!

タケシも「とうとう勝ったな…!」とサトシの勝利に喜んでいて、最後まで言えなかったがシンジもゴウカザルに対して「強くなったな」と言おうとしていた。

 

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本来ならばシンジの手持ちだったはずのゴウカザルだがヒコザルの時に捨てられ強くなってシンジと戦うこととなった試合だが、激アツポイントは最後の決着シーンでゴウカザルがシンジ側にいること。なるほど、これがエモいということか……

 

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ゴウカザルとサトシはシンジに勝てて喜び抱き合い、シンジはいいバトルだったと負けたエレキブルをボールへと戻す。

今まで負けたポケモンに対しては舌打ちなり使えないなと辛辣な言葉を吐いていたシンジが負けたエレキブルを褒めたというのは彼なりに変わったと言えるシーンだ。

この爽やかな表情がマジでたまらん。シンジ、お前そんな顔も出来たんだな…………俺もそんな顔できるで。ふふふ

 

バトルスタイル 〜 価値観の違う二人 〜

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シンジはポケモンリーグから出てジンダイに再挑戦をしようとする。そんなシンジを追い掛けるサトシ。

そんなサトシにシンジは「ゴウカザル、強くなったな」と伝える。

しかもここのBGMも小さきものなのがホントのホントにいいBGMすぎて…………😭😭😭😭

 

 

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「全ての命は別の命と出会い何かを生み出す。今日のバトルを見て二人の間に確かに何かを見て取れた。それは絆」「サトシとシンジ、最初にいがみ合ってた二人が共に成長し認め合いそして絆が生まれた。そんな二人の今日のバトル最高だった」 #188 決着ライバルバトル!サトシ対シンジ!! (シロナ・タケシ)

全ての命は別の命と出会い何かを生み出す。シンオウ時空伝説の一説でありシロナがこのセリフでサトシとシンジの二人を形容していた。

 

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レジェンズアルセウスでも言い伝えられてきた一説だ。

氷のアクアジェットやカウンターシールドはサトシとヒカリが出会って生まれたもので、準々決勝の二人のバトルもサトシとシンジが出会ったからこそ生まれた名勝負。

このバトルはサトシとシンジだけではなくサトシのシンオウ地方での経験が詰め込まれたバトルであり、ゴウカザルvsエレキブル以外にも見どころたっぷりのバトルだった。

タケシの口からも「今日のバトルは最高だった」と一個人の感想が出るところがハチャメチャ好き。タケシがいい試合だったなんて言うことがあっても最高だったなんて感想が出る辺り彼もやはり元ジムリーダーなんて思わせる。ポケモンバトルが好きなんだな。

 

ポケモンを信頼して戦うサトシと、勝利のためなら時としてポケモンを捨て駒にもするシンジ。バトルスタイルだけではなく育成方針もかなり違う。

この二人のバトルスタイルや育成方針はどちらも間違いではない。それぞれのバトルスタイルがあるだけ。

ゴウカザルの猛火覚醒もこれはシンジのバトルスタイルでは出来なかったことで、サトシの信頼があったからこそ猛火を覚醒させられたと思える。つまりゴウカザルには愛情などが必要で猛火のトリガーなのではなかったかというのが俺個人の考えです。

 

おたすけ評価

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決着ライバルバトル!サトシ対シンジ!!:★★★★★★★★★★

個人的評価:★★★★★★★★★★

おたすけ評価星マックス!

  • バトル回の評価基準
  1. ストーリー
  2. 展開
  3. 戦術面
  4. 演出
  5. 作画
  6. キャラクター
  7. その他

上記の内幾つかの項目を満たしている。またはどれかに特化しているか。

赤文字がプラスポイント青文字がマイナスポイントだ。

また上記の項目は上から重要な物になったいくがこれは人の好みによって評価が変わるためあくまでもおたすけの評価として見てください。

 

展開

シンオウ地方のライバルであるシンジとポケモンリーグで最終決戦!

またシンジが捨てたゴウカザルを使うという展開も激アツ!

もちろんギガインパクトを完成させたグライオンを隠し玉に添える展開も◎!

エイチ湖で負けたメンバーをそのまま使うのも王道的なリベンジマッチとして普遍性シチュエーションで加点が入る。

 

戦術面

カウンターシールドやギガインパクトの反動の打ち消し、氷のアクアジェット、地中からのフレアドライブでどくびしを打ち消す、ユキメノコのゆきがくれを活かすなどなどサトシ独自の戦術やユキメノコの特性を活かすなど戦術面でも光る点が沢山あった。アニメ的戦術ゲーム的戦術意外性全てにそれぞれ加点が入る。

 

演出

一つ前に流れたグライオンvsドラピオンで流れた「ラティオスの元へ!」というBGMも熱いがやはりゴウカザルvsエレキブルで流れたタイプ:ワイルドはシンジ戦の人気に直結するほどの熱さでありシンジ戦を語る上もこの曲は外せない。

ていうかシンジ戦のBGM全体的に熱すぎる!!!

 

ストーリー

まずテーマ性に加点が入る。

サトシとシンジはお互い価値観が違うトレーナーだ。

サトシはポケモンの気持ちを尊重するタイプのトレーナーだからポケモンに無理はさせないしポケモンのことを常に信頼している。

逆にシンジはかなりのスパルタな育成方針を持っているからポケモンに無理もさせるしその為なら逃がすことだってある。

そんな両者は旅の途中で何度も激突し、サトシはシンジの目標を知り、その他にも価値観の違うトレーナーと出会いシンジについて理解を深めていく。

逆にシンジもサトシがジンダイに勝った事実から彼のことを意識するようになり、彼のカウンターシールドを真似ることによってサトシの強さに自ら歩み寄った。

そして冒頭でも言ってたようにサトシはシンジの強みを考え、時にはポケモンのことを信頼して無茶をさせることも必要だとシンジの強さに歩み寄り、HPが削れることで発動するゴウカザルのもうかの発動を狙った。

価値観というテーマから両者の信念や強みを活かして、認め合うことが出来なかった両者がお互いに歩み寄る描写を入れるバトルをさせる。

これだけ深いテーマを落とし込んだバトルは他にはない。

 

ヒョウタに再挑戦する前のヒカリの回転戦法から始まり、サトシがヒカリの戦法を真似て氷のアクアジェットやカウンターシールドを生み出しそれがシンジにまで影響する。

シンジとのストーリーだけではなくヒカリのコンテストやジム戦などの話がどんどん縦に繋がり積み重なっている為ドラマ性に加点が入る。

 

最後のまとめ

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長かったと思いますがここまで読んでくださりありがとうございました!

三話も使っているのにだれることなく見どころたっぷりでしかも今までの経験を詰め込んだ深いバトル、そして感情を揺さぶられるような感動要素もあるところがこのシンジ戦の人気たる理由です!

これを見てシンジ戦を見たくなった人は今すぐ見ましょう!

 

公式の方で三話目だけ無料公開しています!