コハルのイーブイについての考察!一体誰に進化するの?【挑戦!ポケモンマリンアスレチック!!】

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挑戦!ポケモンマリンアスレチック!! 感想
脚本:松井亜弥

絵コンテ:浅田裕二

演出:浅田裕二

作画監督:岩根雅明、志村泉

 

前半イーブイへの真面目な考察、後半新無印の細かい所への批判って感じです。

 

 

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コハルのイーブイの目指す道がどれだ?

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今回はキクナさんの友人であるカイリさんとシャワーズに会いにホウエン地方のミナモシティまで。

当然の如くだがホウエン地方に来ました感はハンテール、サクラビスみたいなホウエンポケモン以外は特にない。

 

チラッとポケモンコンテスト会場とか映してもらえればいいんだけどそんな尺もないし全地方舞台でストーリーを作るのは中々大変そうだ。

 

トレーナーの生活に沿って自分の道を決める

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カイリさんのイーブイがシャワーズに進化したことは恐らく本人たちにとっても俺ら視聴者から見ても結構自然なことで、カイリさんはプロサーファーでよく海でサーフィンに勤しんでいた。

その際にはイーブイも連れて行き、カイリさんと一緒に居ることで彼も海が好きになったので水タイプであるシャワーズに進化することは彼らにとってとても自然なことであった。

 

これが俺としては中々に興味深い。

 

トレーナーの生活によってポケモンの選ぶ道も変わってくるということはつまりコハルがこれからどんな夢を決めるかによってイーブイの姿が決まる可能性もあるのだ。

コハルもイーブイも将来が決まってないコンビだったが今回のカイリのこのセリフによってイーブイがどのような道を歩むのか少しだけ分かった気がする。

 

イーブイ進化しない説

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ゴウとはまた別の考え方を持っているコハルが今回見られたが、これには彼女のこれまでの境遇も関係していると思える。

 

コハルは学校では周囲からサクラギ博士の娘だから家にポケモンいっぱいいるんだよね?今度ポケモンバトルしない?いいよなぁ、将来の夢(ポケモン博士)になるのが決まってる奴はと周りから好きな物や進む道へのレッテルを貼られた来たのでその反動もあってかイーブイには周囲には流されず好きにして欲しいというコハルの願いを感じた。

 

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なので水の石を試しに差し出してもイーブイは進化することなくイーブイのやりたいことはまだ決まってない様子。

 

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先週のジメレオンの回では進化後進化前に限らず各ポケモンにはそのポケモンにしかない魅力があると語られていた。

その事からイーブイが進化せずありのままの自分で突き通す未来も十分ありえる。

 

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キョダイマックスもあるしな

 

 

ウオノラゴン「サトシの頭美味しい♡」

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ウオノラゴンは今回のゲットしてから初登場!

前回もサトシの頭をかみかみしてたが今回もしていたのでこれが癖になっている様子。

 

コジロウの過去の手持ちを思い出すな!

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ボールから出て初手過剰なスキンシップはコジロウの伝統芸!

ダイヤモンド・パールなんてサボネアが離脱するまではサボネアとマスキッパ両方から愛を受けていた事もあるほど。

 

今作のカムカメがコジロウのその枠になると思っていたがまさかサトシに引き継がれるとは……!

 

アニポケ新無印は描写不足

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‪───‬ そのとき、おたすけは四度驚いた。

 

 

サトシ「これ、いつものことなんで」

 

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サトシ「これ、いつものことなんで」

 

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サトシ「これ、いつものことなんで」

 

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サトシ「これ、いつものことなんで」

 

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おたすけ「な、なんだとォォォォォ!?」

 

ウオノラゴンの久々の登場にサトシに何を言わせるかと思えば言うに事欠いて「いつものことだ」とォ!?

 

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嘘を、嘘をついている味だぜこれは……!!!

 

お前、いつものことなんでって言ってるけどウオノラゴンゲットしてから初めて出しただろうが!!

 

視聴者にとってはいつものことなんでって言われても「あ、いつものことなんだ…知らなかったぜ、サトシ。」ってなるんだよォ!

 

まさか画面外ではいつもやってるからいつものことなんで、なのか!?

 

ええい!適当なこと言いやがって!画面内でやってから戯言をほざけい!!!

 

なぜ嘘を吐くサトシ!俺とお前の間に嘘なんて不要だよなァ!?

 

ゲンガーのイタズラ好き設定

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ゲンガーは元々サクラギ研究所に住み着いていて停電させたりしているイタズラっ子!

人間に不信感もあったけどサトシにゲットされてからそれもなくなった様子。

 

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それからはイタズラも無くなったのにも関わらずパークで問題があるとゲンガーが疑われるパターンが見られた。

サンダーのせいで停電した時もさらっとサトシに疑われたな。

 

これに関してツイッターなどでは何でサトシは何もしてないゲンガーを疑うの?最低!という意見を多く見た。

 

まあ、そんなに荒れるような発言でもないと思うけど、ゲット後にイタズラ描写がないからゲンガーはイタズラ好きとしてみんなに認知されてないみたいだ。

ゲット後にも度々イタズラしている描写があれば恐らく制作側と視聴者で認識の齟齬は無かったんじゃないかなと思った。

 

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そういう意味では恋はコダックではゲンガーの個性や内面がよく出ていてよかった!

 

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迷子のサルノリ!トレーナーは誰だ!?でもレンジさんがイタズラを疑いってたけど、先述の恋はコダックにてレンジさんはゲンガーにイタズラをされたから、こういった過去の事例から引き出された彼なりの考えと言える。

 

だがサトシの場合、そういうイタズラされた描写がなかったので視聴者からすればなぜゲンガーを疑ったのか謎だと思う人が多い。

 

人によってはそう言えばゲンガーってゲットする前はイタズラ好きだったな!と考える人も居るが、前のトレーナーと別れを果たしてサトシにゲットされたから人に迷惑をかけること(=イタズラ)はもうしないと考える人もいる訳だ。いわゆる解釈違いって奴だな。

 

だからゲンガーのイタズラ好き設定はもう少し浸透するように出番をあげてもよかったと感じる。

それも一回、二回のアピールを昔やった程度ではダメ。それではみんなの記憶に残らない可能性があるから結局え?ゲンガーなんで疑われてるの?となってしまうからだ。

無印〜XYぐらいには手持ちの出番をあげなければ印象には残らないはずだ(これも後述)

 

そういう意味だと本当に今シリーズはサトシもゴウも手持ちの出番は少ない……。

 

ゴウはお調子者設定

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恋はコダック回ではイーブイともっと仲良くなりたいというコハルに対してキクナさんはゴウくんやサトシくんに聞いてみれば?と提案してみた。

 

だけどコハルは二人に聞くのは乗り気じゃない。

だってサトシはアドバイスの仕方がよく分かんないしゴウはコハルを揶揄って…… え?ゴウってこんなキャラだっけ?

 

ゴウとコハルに対してこんな奴だったの!?

 

こういう意見も結構見ました!

 

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「ポケモンに興味無いんじゃなかったのか?」「う、うるさいなぁ!」 新無印31話 ヒンバスのきれいなウロコ

 

この時の声のトーンは俺的には揶揄い気味なテンションに見え、実はゴウとコハルは幼馴染みというのもありこういう会話もあるんです。

でもこの一回程度で、しかも一瞬だけだから視聴者の記憶には残るわけもなく。

 

だからコハルのイメージにあるゴウに違和感がある。

サトシに関してはオノマトペを使用する事は普段から多かったので違和感がないという方は多かったかと思います。

 

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サトシのママの前では無駄に格好付けようとするし、恋はコダックの後ではあるけどテレビ取材の時は一瞬こんな表情も見せた。

 

だからゴウは本当はお調子者なんです。

でも余りにも描写されてないせいで多くの視聴者には認識されてないからコハルのイメージにあるゴウに違和感を覚えてしまう。

 

そんな感じじゃないかなと思いました。

 

おたすけ語録「やってる風」が多い新無印

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ウオノラゴンの個性アピール出来てますよ!いつも頭に噛み付いてます!(初登場)

 

ゲンガーの個性アピール出来てますよ!実はいっぱいイタズラしてるんです!(本格的にイタズラしたのはつい最近)

 

ゴウの個性アピール出来てますよ!コハルの前では調子乗ります!(ほとんど乗ってない)

 

 

いや、出来てないって!

 

ウオノラゴンは今回初めて出したし、ゲンガーもゴウも全然イタズラ好きとお調子者描写出来てないって!

 

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タケシはお姉さん好き!マスキッパやヒドイデはコジロウを飲み込む!

 

こう言った設定は丁寧に何度もやっているからこそ視聴者に覚えられるんです。

 

特にアニポケなんてファン以外からしたらテレビ付けたらやってたから観る程度のアニメ。

 

そんな偶に観る程度のアニポケでもタケシやコジロウのポケモンの設定を覚えている人は多いはず!

だからこそ雑な描写では誰も覚えて貰えないので大変細かい部分ではあるけどそこはしっかり描写して欲しいですね。

今回のウオノラゴンやゴウのお調子者に関しては雑に描写してもあれ?そんなキャラだったの?で済む話ですがゲンガーに関してはサトシに対して誤解を招く部分もあったのでファンとして炎上にだけは気を付けて欲しいところです。

 

おたすけ評価

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挑戦!ポケモンマリンアスレチック!!:★★★★★☆☆☆☆☆☆☆

個人的評価:★★★☆☆☆☆☆☆☆

おたすけ評価星五つ!

  • 重要回での評価基準
  1. 起承転結
  2. 主役の活躍度
  3. ストーリー
  4. 展開
  5. キャラクター
  6. 演出
  7. 作画
  8. その他

上記の内幾つかの項目を満たしている。またはどれかに特化しているか。

赤文字がプラスポイント青文字がマイナスポイントだ。

また上記の項目は上から重要な物になっていくがこれは人の好みによって評価が変わるためあくまでもおたすけの評価として見てください。

 

ストーリー・展開

イーブイについての進化の可能性をカイリさんとシャワーズを例にしてよく伝えらていたと思うし、これからコハルとイーブイの進む道が少しだけ分かった回でもある。

つまりは彼女らの軸を作った回と言っても過言ではない。

独自性で加点、ドラマ性に微加点になる。

 

キャラクター

ウオノラゴンの噛み付き癖、ジュゴンの女たらしな部分も一応見られた。

こういうポケモンの個性を何度か見せるというのは重要なことだ。

 

起承転結

起:ポケモンマリンアスレチックを見てシャワーズに興味を持ちミナモシティに行く。

承:カイリさんからシャワーズの話を聞く。マリンアスレチックの練習をして実際に参加する。

転:レース中にゴウの惚れっぽいジュゴンがサクラビスがハンテールに追われていると勘違いし、ハンテールに攻撃した結果逆にコハル共々ハンテールに追われる結果に。

結:サトシのウオノラゴンのエラがみで岩を壊してコハル、イーブイ、ジュゴンを救出。そしてジュゴンはサクラビスと結ばれ …… ずにハンテールと結ばれて終了。

起承転結が丁寧にまとめられている。

またジュゴンの個性である惚れっぽさによりを作ったのも見事。

ジュゴンは今回含め過去にも複数回惚れっぽさを披露しているのでジュゴンの個性を視聴者側に伝えられている。

 

最後のまとめ

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後半のウオノラゴンでめっちゃ言いたいことを言いまくったけどそれはそれ、これはこれって感じなので評価には全く影響はしてません。

ウオノラゴンに関しては今回初めて出したのでこれから先出す度にそういうキャラだと印象付ければいい話ですからね!

 

コハルとイーブイの物語がますます興味が湧くいい回でした!