ピカチュウ隊長!進めタイレーツ!! 感想
脚本:面出明美
絵コンテ:齋藤徳明
演出:大和田麗衣
作画監督:倉員千晶、斎藤香、田口広一、小山知洋
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上手く連携が出来ないタイレーツ
サクラギパークでライチュウが木の実を配る時、一列に並んでる様子をタイレーツみたいと称されタイレーツがどんなポケモンか気になったサトシとゴウはガラル地方に調査しに行くことに。
そんなこんなでタイレーツと遭遇。
数居るタイレーツの中から連携が上手く出来ないタイレーツを発見。
先頭部分であるヘイチョーがはぐれたためゴウがそれを追い掛け、残りのタイレーツたちはピカチュウを隊長とした。
ピカチュウは結構嫌がってる模様。
ゴウがヘイチョーと特訓!
隊を上手くまとめられないヘイチョーを自分のポケモンたちを使って連携の練習をさせるゴウ。
集団行動が苦手なゴウにこそ必要な練習な気がしなくもない。
みんなの目線に合わせるためにわざわざ屈んでライチュウの尻尾を掴んでよちよち歩くエースバーンが可愛い。
コオリッポは迷子!?
そして時同じくしてコオリッポの集団。
一匹のコオリッポが迷子に。
躓いて転んだり、
店員に投げ飛ばされたり、
迷い込んだ車に遠くまで運ばれたり、
滝に落ちたりととにかく災難なコオリッポは仲間の元に帰れるだろうか。
今こそ連携を見せる時!
そして無事帰ってきたタイレーツとゴウ!
そんな彼らの相手は …
迷い込んだコオリッポだ。
なんでやねん…
みんなで協力して攻撃を避け、
反撃に出る!
そしてコオリッポは地上波であられもない姿を晒してしまう。
こんな姿晒したらもう二度とお嫁にいけねえだろ……
友情ゲットだぜっしょ!!!
ゴウ「タイレーツゲットだぜ!」
サトシ(オレのセリフパクるなよ)
何だかんだでタイレーツをゲット。
コオリッポもゲットするかと思ったけどそんなことは無かった。
あいつは何のためにやって来たんだ…。
そんなコオリッポはあれから川に流されて無事いつの間にか仲間の元に帰ったとさ。
めでたしめでたし。
おたすけ評価
ピカチュウ隊長!進めタイレーツ!!:★★★☆☆☆☆☆☆☆
個人的評価:★★★☆☆☆☆☆☆☆
おたすけ評価星三つ!
- 日常回の評価基準
- 起承転結
- 主役の活躍度
- キャラクター
- ドラマ性
- 展開
- 演出
- 作画
- その他
上記の内幾つかの項目を満たしている。またはどれかに特化しているか。
赤文字がプラスポイントで青文字がマイナスポイントだ。
また上記の項目は上から重要な物になっていくがこれは人の好みによって評価が変わるためあくまでもおたすけの評価として見てください。
その他
今回はタイレーツの物語とコオリッポの物語という二軸に分かれていました。
この二匹の物語が交わった結果……!
特に何もありませんでしたね。
コオリッポが終始ただの迷子で主軸となるタイレーツの物語には一切絡まないので「こいつなんの為に出たの?」となる人も多かったことでしょう。
シュールギャグをやるにしても二匹が出会った意味をやりつつシュールギャグをやることも出来たはずです。
こういう二軸の物語ってそこら辺上手く絡めるのが難しいのですが、タイレーツの目的は「仲間と上手く連携を合わせること」でコオリッポの目的は「群れに戻ること」でした。
ここで改善案を考えるならば、
- 二軸ではなく一軸にする。
- 双方の物語をある程度絡める。
となります。
一軸パターン:コオリッポを不採用にしてロケット団を採用する。
一番シンプルなパターンです。
コオリッポをロケット団に変えるだけで物語をシンプルにまとめられます。
今回コオリッポがとにかく不憫で可哀想なんて意見も多々見掛けましたがロケット団なら吹っ飛ばされて文句言う人は居ないでしょう。
それにロケット団が相手ならば戦う理由付けとしても充分で、一軸なのでごちゃごちゃせずに見れます。
コオリッポに割いていた迷子シーンもタイレーツの連携練習の描写に当てることも出来ましたね。
双方の物語を上手く絡めるパターン:タイレーツVSコオリッポでコオリッポが仲間の元までぶっ飛ばされる。
タイレーツとコオリッポという二つの軸が混じ合わさった結果二つの目的が成される事が前提です。
なので今回の脚本をベースにして物語を上手く作るのならタイレーツはコオリッポと戦って上手く連携が組めるようになる。コオリッポは迷い込んだ先でタイレーツとバトルすることになり不憫にもぶっ飛ばされてしまうがその結果仲間の元に帰れる。
というのが一番綺麗に纏まるんじゃないかなと考えました。
これでもコオリッポ可哀想!という意見は出てくると思うのでコオリッポを可哀想に見せない描写を出せると尚更いいかもしれませんね。
って言ってもこういう不憫ネタで本気で怒る人なんて全体で見れば少数派でしょうが。
最後のまとめ
今回はマイナスポイントだけ説明しましたが項目がその他だったのでそこまでマイナスとも思いませんでした。
何と言うか可もなく不可もなくいつものアニポケだったねぐらいの印象です。
と言っても二軸あったせいで起承転結も正直上手くまとめられてなかったのでかなりオマケの星三つと言っても過言ではないです。