YouTubeチャンネル開設!
▽ 宣伝
当チャンネルではアニポケに関する感想・考察やポケモン全般の 情報を追うチャンネルとなります!
よろしければ、チャンネル登録、高評価よろしくお願いします!
アローラリーグの評価
普通のポケモンリーグは大体7〜8話で終わるのだがアローラリーグは何と17話という歴代ぶっちぎりの最長リーグとなった。
一回戦から全試合描いていたり、エキシビションマッチ以外ではフルバトルがなかったりと異例のリーグである。
構成、試合内容共に賛否両論でもあり今回はアローラリーグの評価について客観的に書き記して行こうと思う。
冨安監督の描く成長
アローラリーグは全試合描写されていたがスクールの面々やグズマなどキャラクターの成長を主体としたリーグであった。
- グソクムシャを通してのグズマの成長
- グラジオとの対戦を通してのカキの成長
- グズマとの対戦を通してのスイレンの成長
- スイレンとの対戦を通してのマオの成長
- カキとの対戦を通してのマーマネの成長
などだ。
その為、このアローラリーグは横軸に広げているポケモンリーグと言える。
まずアローラリーグが好きかという話
率直に言うとそんなに好きじゃない。
俺が求めるポケモンリーグがそもそも、
- サトシが主役であること
- 真剣勝負であること
- レベルの高いバトルであること
- 三対三以上のバトルであること
- フルバトルがあること
- 戦うべきメインライバルと決着をつけること
- 戦うべきサブライバルと決着をつけること
- 出来れば過去ポケも使って欲しい
でアローラリーグは全てこれらの条件をライバル関連以外は満たしていないのだ。
ここら辺俺と同じような考え方な人は多く、だからこそジョウトリーグ、シンオウリーグ、カロスリーグの人気が高いのだと考えている。
多様性を認める
その上で自分の主観的な好みと客観的な評価は別として考えなければならない。
ただの感想ならば主観でいいのだが今回は評価なので、そこら辺を踏まえようと思う。
そして当時からアローラリーグの事を考えた時、周りの評価としてはそこそこに楽しんでいる人も多かった。
アニポケはポケモンリーグの時だけ見に来る視聴者がかなり多く、マオ対スイレンの試合とかいつものような真剣勝負を求めていた俺からすれば好きではないバトルだった。
しかしツイッターでの反応は #Anipoke または #アニポケ の反応を見る限り「マオとスイレンの友情に感動した」「ここでキミの冒険を流すのは分かってる」「マオとアマージョのZワザに泣いた」と多くの好評が見られた。
と言っても不満が多い人も多くサトシが優勝した時には顔批判が相次ぎ、試合内容の批判も多かった。(ハウ戦とか色々)
その上で自分が求めるものと違っても違う層には需要があるという多様性を認めなければならないのだ。
ポケモンリーグはサトシの縦軸
そういう多様性を認めるならばアローラリーグの評価は俺が好きじゃないなだけで案外悪くないのかもしれないな……と当時は思っていた。
が、初心に帰って考えてみるとそもそもポケモンリーグはサトシの縦軸部分に当たるのでそもそも横軸に伸ばすこと事態がおかしいことに気が付いた。
というか上の方でスクール組やグズマの成長について触れた訳だが、アローラリーグでキャラが成長する必要があったのかという話になる。
カキを除けば彼ら彼女らの将来の夢はアイナ食堂を繁盛させること、宇宙飛行士になること、深海のポケモン達に出会うことなど大半がポケモンバトルとは無縁の夢である。
サンムーンのテーマである夢に向かう成長ならばともかくサトシの縦軸の場であるポケモンリーグでちょっとした精神的に成長は必要ないわけだ。
必要不必要の話って視聴者側の都合によって起きる物だからあまりする意味ないと思う。
— おたすけ (@otsk_poke) 2021年8月11日
例えば今挙がっているXYの恋愛要素は必要だったの?って話をした時に「俺は好きだから必要」「俺は嫌いだから不要」という意…
続きは質問箱へ #Peing #質問箱 https://t.co/RpqyT7XsY8
そして加えて言うと必要性という言葉事態は本来作品を作る上では必要ない。
制作側がやりたいことを考えて作ることに必要性を考えることがそもそもおかしいのだ。
制作側がそういう物語を作りたいというテーマを決めているわけだから、そこに疑問を持つことが基本的にはおかしい。
のだが、例外も勿論あってそのやりたいことが上手くやり切れてないパターンや無理矢理詰め込んだパターンの時には必要性というものが発生してしまう。
まあ、早い話この前した欲張りすぎ問題の話だ。
上手くまとめられないなら最初から出すなよということだね。
で、アローラリーグはトレーナーの成長を描く場という風に制作側が作ったわけだ。
そしてサトシの縦軸である場に他トレーナーの成長という横軸が入ったせいで結果的に三対三以上のバトルが出来て居ないのでサトシの縦軸が弱めとなっている。
テーマ(トレーナーの成長)が軸(サトシの物語)と構成(尺)を邪魔していると言える。
なので全体的に評価としては低いが、好きな人は好きと言った感じだろう。
つまりアローラリーグが好きな人はテーマ性に惚れ込んで、好きじゃない人は軸か構成、或いはその両方を気にしているのだと思う。
試合の話数構成
一回戦はよかったが二回戦から試合構成がかなり下手だった。
具体的な話をするとタイマン勝負や二対二、三対三で試合を跨ぐことが多い。
これがかなりテンポが悪いのでバトル脚本の評価に大きく響く部分だ。
特にグズマ戦なんてあそこで話数を跨がなければ炎上なんてしていなかっただろう。
結果的にはみんな次の週で手のひら返しをして絶賛していたし、一話構成にしていれば……と本当に思う。
この試合構成も欲張りすぎ問題の一つでそもそも登場人物を減らしていればもっとシンプルに纏められていたのだ。
映すべき試合が多いからこそ一話で複数回バトルしたが収まらずに話数を跨ぐという問題が発生している。
今までのリーグなんて基本はサトシのバトルばっかだしね。
なのでグズマの炎上はともかく、テンポの悪さはアローラリーグを評価する上ではマイナス点になる。
各試合の評価
ここからは一回戦からエキシビションマッチまでいつもみたいに星付きで評価していこうと思う。
ちなみに初見のために載せておくとこんな感じだ。
個人的な感覚としては★5、6を中心に全体を通して一試合は★9、10があればいいリーグとなる。
サトシVSザオボー
サトシVSザオボー:★★☆☆☆☆☆☆☆☆
おたすけ評価星一つ!
- ストーリー
- 展開
- 戦術面
- 演出
- 作画
- キャラクター
- その他
上記の内幾つかの項目を満たしている。またはどれかに特化しているか。
赤文字がプラスポイントで青文字がマイナスポイントだ。
また上記の項目は上から重要な物になっていくがこれは人の好みによって評価が変わるためあくまでもおたすけの評価として見てください。
その他
サトシのメルタンとザオボーのスリーパーのバトルは彼ら二人にしか出来ないそのポケモンの個性を使ったギャグバトルになったのが評価点。
基本的には瞬殺なのでこれ以外言うことがない。
振り子をメルタンに食われたスリーパー可哀想。
展開
瞬殺なので見応えがない。テンポが悪いのは良くないが良すぎるとバトルに起伏を生まないので良くも悪くもただのギャグだけの一発屋になっている。
良いところと悪いところでプラマイゼロになりかけてる試合だ。
イリマVSグズマ
イリマVSグズマ:★★★★★☆☆☆☆☆
おたすけ評価星五つ!
- ストーリー
- 展開
- 戦術面
- 演出
- 作画
- キャラクター
- その他
上記の内幾つかの項目を満たしている。またはどれかに特化しているか。
赤文字がプラスポイントで青文字がマイナスポイントだ。
また上記の項目は上から重要な物になっていくがこれは人の好みによって評価が変わるためあくまでもおたすけの評価として見てください。
展開
アローラリーグ優勝候補であり、カロスリーグを経験したイリマとスカル団ボスのグズマとの対戦カード。今大会切っての強者同士のバトルとも言える。
イリマがメガガルーラを使うというのもまた良しです。
今までイーブイ、ドーブルしか見せなかったので驚いた人も多かったでしょう。ここも意外性で加点となる。
戦術面
イリマのメガガルーラ相手に敢えて子供を挟むことで親心を利用して攻撃を躊躇させるというプレイングに出ました。
ポケモンの位置を常に気にして戦うという中々レベルの高いバトルだったと言えます。
その他
個人的に評価したい部分でもあるけどイリマがメガミミロップじゃなくてメガガルーラを使ったという点はシンプルイズベストを信条にしている彼がノーマル単タイプでまとめたことやカロス地方を経験したことがメガガルーラ一匹に現れていて良かったです。
アローラリーグが開催される一年半ぐらい前からイリマは絶対メガガルーラを使うと予想していたので当たってびっくりした。
ハウVSナリヤ・オーキド
ハウVSナリヤ・オーキド:★★★☆☆☆☆☆☆☆
おたすけ評価星三つ!
- ストーリー
- 展開
- 戦術面
- 演出
- 作画
- キャラクター
- その他
上記の内幾つかの項目を満たしている。またはどれかに特化しているか。
赤文字がプラスポイントで青文字がマイナスポイントだ。
また上記の項目は上から重要な物になっていくがこれは人の好みによって評価が変わるためあくまでもおたすけの評価として見てください。
作画
躍動感のあるいい動きだ。
オーキド校長の顔面偏差値も心做しか上がったような気さえする。
前並武志さんの作画を動画にしてまとめてみた。
— おたすけ (@otsk_poke) 2019年11月29日
SMのアローラリーグから担当が増えてきて新無印ではOPのサビ部分でも担当してる。最近だと海外の作画ファンからも熱い支持を受けてるぐらい人気。#Anipoke #アニポケ pic.twitter.com/0qPrHYZWnX
前並さんの作画は本当に素晴らしくサンムーンで最初に参加したのはメルタン回だが、アローラリーグから徐々に仕事が増えて有名になったと思う。
この試合の見所は作画だけだが、BW以前ではこのような作画は見れなかったから気持ち多めに評価してあげたい。
展開
作画で魅せてはいるがやはりそれ以外の部分はテンポが早すぎて瞬殺なので見応えがないと感じる人が大半だろう。
マオVSスイレン
マオVSスイレン:★★★★☆☆☆☆☆☆
おたすけ評価星四つ!
- ストーリー
- 展開
- 戦術面
- 演出
- 作画
- キャラクター
- その他
上記の内幾つかの項目を満たしている。またはどれかに特化しているか。
赤文字がプラスポイントで青文字がマイナスポイントだ。
また上記の項目は上から重要な物になっていくがこれは人の好みによって評価が変わるためあくまでもおたすけの評価として見てください。
展開
小さい頃からの幼馴染み対決!これだけでも熱い展開だね。
戦術面
アマージョ対策かは知らないけどこごえるかぜで苦手なタイプを対策するスイレンのストイックさが描写されていた。
演出
キミの冒険をBGMに採用。そういやキミの冒険がバトルで採用されたのこれが最初で最後だった気がする。
その他
マオとスイレン、マオとアマージョの友情が描かれていた。
尺の都合で友情に具体的な細かい描写がなかったのでドラマ性ではなくその他の枠に。
展開
友情を描く場とはいえリーグという真剣勝負の場、そして本戦という場でアマージョが傷付いて戦意喪失というのは観客にも予選落ちした人にも失礼に当たる。
これがリーグでなければ減点に入ってなかっただろう。
マーマネVSマツリカ
マーマネVSマツリカ:★★☆☆☆☆☆☆☆☆
おたすけ評価星三つ!
- ストーリー
- 展開
- 戦術面
- 演出
- 作画
- キャラクター
- その他
上記の内幾つかの項目を満たしている。またはどれかに特化しているか。
赤文字がプラスポイントで青文字がマイナスポイントだ。
また上記の項目は上から重要な物になっていくがこれは人の好みによって評価が変わるためあくまでもおたすけの評価として見てください。
作画・演出
スピード感のあるクワガノン、アブリボンの動きは原画や動画だけじゃなく空間を使い二匹の動きを速く見せているのもグッド!
展開
アローラリーグ一回戦なので仕方ないが、やはりこのバトルも瞬殺なのでテンポが早すぎて起伏が残せていない。
コジロウVSムサシ
コジロウVSムサシ:★★☆☆☆☆☆☆☆☆
おたすけ評価星二つ!
- ストーリー
- 展開
- 戦術面
- 演出
- 作画
- キャラクター
- その他
上記の内幾つかの項目を満たしている。またはどれかに特化しているか。
赤文字がプラスポイントで青文字がマイナスポイントだ。
また上記の項目は上から重要な物になっていくがこれは人の好みによって評価が変わるためあくまでもおたすけの評価として見てください。
展開
ロケット団同士のバトルだが基本的にはギャグバトル。
展開
バトルに起伏がなく瞬殺なので特に語ることがない。
評価的にはサトシVSザオボーと同じ理由。
カキvsアセロラ
カキVSアセロラ:★★★★☆☆☆☆☆☆
おたすけ評価星四つ!
- ストーリー
- 展開
- 戦術面
- 演出
- 作画
- キャラクター
- その他
上記の内幾つかの項目を満たしている。またはどれかに特化しているか。
赤文字がプラスポイントで青文字がマイナスポイントだ。
また上記の項目は上から重要な物になっていくがこれは人の好みによって評価が変わるためあくまでもおたすけの評価として見てください。
戦術面
欲しがりラプーらしくどろぼうを覚えているのは面白かった。
そしてアニポケでは通常どうぐは持っていないけどカキのガラガラはホネを持っているからその戦術が効いたところも上手く噛み合っている。
作画
担当は岩根さんですが心做しかいつもより動きが良かった気がする。
マーマネvsマツリカを見る限りこの回の撮影や絵コンテが優秀だったのかな?
展開
まさかのアセロラがほしがりラプーをゲットしていたとは。
これもまたイリマと同じく嬉しいサプライズ。
あとはホネがないとアイアンヘッドしか使えないガラガラがゲンガーに突っ込み、体の中に入り込んたギャグも中々。
このアセロラのセリフだけでしょうもないコラ画像作ったの思い出した。
リーリエVSグラジオ
リーリエVSグラジオ:★★☆☆☆☆☆☆☆☆
おたすけ評価星二つ!
- ストーリー
- 展開
- 戦術面
- 演出
- 作画
- キャラクター
- その他
上記の内幾つかの項目を満たしている。またはどれかに特化しているか。
赤文字がプラスポイントで青文字がマイナスポイントだ。
また上記の項目は上から重要な物になっていくがこれは人の好みによって評価が変わるためあくまでもおたすけの評価として見てください。
展開
エーテル兄妹の対決。妹のリーリエがシロンを通して兄に成長を見せるバトルでもある。
戦術面
リーリエとシロンのゆきがくれとあられのコンボで少しだけ加点が入る。
展開
コチラも決着が随分とあっさり。アローラリーグ一回戦は一部除けば全体的にやりたいことを終えたらすぐ終わらせる節がある。
全試合描こうとした弊害ではあるが。
グラジオVSコジロウ
グラジオVSコジロウ:★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
おたすけ評価星一つ!
- ストーリー
- 展開
- 戦術面
- 演出
- 作画
- キャラクター
- その他
上記の内幾つかの項目を満たしている。またはどれかに特化しているか。
赤文字がプラスポイントで青文字がマイナスポイントだ。
また上記の項目は上から重要な物になっていくがこれは人の好みによって評価が変わるためあくまでもおたすけの評価として見てください。
その他
コジロウのヒドイデがZワザで何とかグラジオのルガルガンのZワザを相殺していたので、そこら辺好きな人を考慮しての加点だが、その他の項目は微々たるものなので微加点になる。
展開
ただただコジロウが圧倒されるばかりな上に途中でサトシとモクローの場面転換もありテンポも悪い。
此方も展開に起伏のないだけのバトルだった。前座なので仕方ないとは思うが。
サトシVSハウ
サトシVSハウ:★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
おたすけ評価星一つ!
- ストーリー
- 展開
- 戦術面
- 演出
- 作画
- キャラクター
- その他
上記の内幾つかの項目を満たしている。またはどれかに特化しているか。
赤文字がプラスポイントで青文字がマイナスポイントだ。
また上記の項目は上から重要な物になっていくがこれは人の好みによって評価が変わるためあくまでもおたすけの評価として見てください。
展開
モクローのライバルポジションであるハウ&ジュナイパーの対決。ライバルとリーグで決着着けるのはアニポケでは伝統的なので王道展開です。
作画
モクローのZワザの作画はいいがバンクなのでほぼ加点なし。
戦術面
と言っていいかは怪しいがモクローなりのフェザーダンスなどが見れてよかった。
フェザーダンスっていうか身代わりなのはオリジナリティがある。
展開
多くの人々がこの展開に批判をしていたが、これに関しては完全に同意見。
色々な批判が当時は飛び交っていたが俺が着目する点は二点。
審判の誤審、モクローのやる気の二つだ。
「進化した今のジュナイパー相手にモクローは不利だ。炎タイプのニャヒートで戦ったほうがいいんじゃないか?」「確かに。ニャヒートなら相性抜群だもんね」「…モクローでいくよ」「サトシ…!」「何か秘策があるの?」「ない。でもやりたいってモクローが言うんだ。俺はモクローを信じるよ。やってくれるって」 #132 ジュナイパーを攻略せよ! カキ・マーマネ・サトシ
サトシというトレーナーは基本的にポケモンの気持ちを尊重して戦うトレーナーだ。
ポケモンが戦いたいといえばタイプ相性も体格の不利も無視して、そのやる気を買うし、ポケモンリーグだって今まで育ててきたポケモンを使えばいいのに現地でのポケモンの気持ちややる気を尊重して選出している。
モクローにサトシは信じてると言ったが、そんなサトシをモクローは試合中に寝ることで信頼を裏切ったのだ。
モクローが試合中に眠るというのは一見ギャグにも消化できたがマジトーンでごめんと謝っちゃってるし、何より勝利判定が出てるのがよくない。
眠ったモクローもモクローだがよく確認しなかったクチナシも誤審してしまったことでハウをぬか喜びさせてしまったのだ。
アニメポケットモンスターアドバンスジェネレーション第92話『あの3匹登場! 審判学校の島!』では審判学校というものが出てくる。
公式審判員の育成所という訳だ。そこでカントー御三家を全て持つジミーという見習い審判員が居る。
タケシとサトシのダブルバトル時にタケシの指示(サトシを油断させる作戦)で倒れたフリをさせるハスブレロに惑わされたり、ダブル攻撃を食らったヘイガニをあれを食らって立てるはずがないと決め付けて戦闘不能扱いにさせたりとまだまだ未熟な部分がある少年だった。
このようにポケモンリーグともなると公式の審判員が存在する訳だがアローラリーグは島キング・島クイーンが審判員をしている。
資格はないが島の長ということで審判をすることになった彼らにはこうなった以上ミスは許されない。
でも普通アニポケで誤審なんて中々ないし…と思っていたらこれだ。
逆にあんなに遠目であるにも関わらずモクローが戦闘不能になってないことに気付いたハラさんは有能すぎるにも程がある。
試合を再開するのはいいが本来クチナシが誤審してなければ起き上がったジュナイパーVS寝ているモクローの構図が、起き上がったジュナイパーVS起き上がったモクローの構図になってしまったせいで結果的にハウはクチナシの誤審のせいで敗北をしてしまった。
サトシの信頼を裏切ったモクロー、クチナシの誤審のせいで負けたハウ。
そしてこの誤審から伝えたかったのは今でもよく分からないが。
リアルな試合にはこういう理不尽もあるという教訓だろうか。
現実でもやったら叩かれるようなことをアニメでやるなよと本当に思う。
ハウがガチ泣きしているのがまた可哀想ポイント高すぎて当時はこれを面白いと思ってるのはタグを確認しても一部のモクローファンぐらいしか見掛けなかった。
あとはバトルのテンポもあまり良くなく、解説時以外でも客席を映し出すことが多かったり、そもそも試合がタイマン勝負なのに話を跨いでいたり、バトルの展開も戦略性もなく単調だったので誤審抜きでもあまり評価は良くなかっただろう。
カキVSマーマネ
カキVSマーマネ:★★☆☆☆☆☆☆☆☆
おたすけ評価星二つ!
- ストーリー
- 展開
- 戦術面
- 演出
- 作画
- キャラクター
- その他
上記の内幾つかの項目を満たしている。またはどれかに特化しているか。
赤文字がプラスポイントで青文字がマイナスポイントだ。
また上記の項目は上から重要な物になっていくがこれは人の好みによって評価が変わるためあくまでもおたすけの評価として見てください。
展開
カキに食らいつくマーマネの成長が見どころポイントだろう。
その実力はカキも認めていて、カキに勝ちたいというマーマネの精神的な成長がプラスポイントだ。
展開
試合を二話で跨いでいるので単純にテンポがかなり悪い。
作画
リザードンの飛行スピードがやたら遅かったり全体的にノロノロ作画だ。
グズマVSスイレン
グズマVSスイレン:★★★☆☆☆☆☆☆☆
おたすけ評価星三つ!
- ストーリー
- 展開
- 戦術面
- 演出
- 作画
- キャラクター
- その他
上記の内幾つかの項目を満たしている。またはどれかに特化しているか。
赤文字がプラスポイントで青文字がマイナスポイントだ。
また上記の項目は上から重要な物になっていくがこれは人の好みによって評価が変わるためあくまでもおたすけの評価として見てください。
戦術面
過去のサトシとグズマの対決からであいがしらを警戒するスイレンのストイックさ、そしてアシレーヌの対策にじごくづきを覚えさせるグズマと互いの対策、戦闘時の判断力が見れたバトルだった。
身動き取れず足掻いているように見せて足元にこごえるかぜを打つことで機動力を削ぐ所も戦術面でプラスポイントだったと思います。
演出
グズマ自身がZワザアンチというだけあってわだつみのシンフォニアを無理やりアクアブレイクで一刀両断している所はグズマとグソクムシャの実力の高さ、Zワザにも負けないという強さが演出されていてよかったです。
カキVSグラジオ
カキVSグラジオ:★★★★★☆☆☆☆☆
おたすけ評価星五つ!
- ストーリー
- 展開
- 戦術面
- 演出
- 作画
- キャラクター
- その他
上記の内幾つかの項目を満たしている。またはどれかに特化しているか。
赤文字がプラスポイントで青文字がマイナスポイントだ。
また上記の項目は上から重要な物になっていくがこれは人の好みによって評価が変わるためあくまでもおたすけの評価として見てください。
展開
まさかの新技・きあいだまの習得。
予想している人は恐らく居なかったでしょう。
カキの気合いを受けてバクガメスも土壇場で新技且つルガルガンに効果抜群であるきあいだまを習得するのは熱いですね。
意外性で加点となります、
戦術面
ガラガラVSルガルガンはお互いの間合い管理がされていて、ストーンエッジをくぐる為にフレアドライブを移動技として使いアイアンヘッドを使うという細かい戦術が見られましたね。
作画
大橋さんのフレアドライブとルガルガンのストーンエッジ、カキとグラジオの指示モーションがあまりにも良すぎる。
篠原さんが担当したきあいだまもエフェクト、筋肉の描き方とか諸々よくてこの二人が担当した所は結構良かったと感じます。
今回はダイナミックな作画で人気を誇る大橋藍人さんの作画集。スピード感があったり鋭い眼光や顔をドアップにすることが多いのでとにかく迫力のあるのが物凄く魅力的なアニメーターです。#Anipoke #アニポケ pic.twitter.com/lJvHknC9hx
— おたすけ (@otsk_poke) 2019年12月8日
展開
二対二に二話構成は良くないぞ!!!!
テンポで減点だァ!!!
サトシVSグズマ
サトシVSグズマ:★★★★★★☆☆☆☆
おたすけ評価星六つ!
- ストーリー
- 展開
- 戦術面
- 演出
- 作画
- キャラクター
- その他
上記の内幾つかの項目を満たしている。またはどれかに特化しているか。
赤文字がプラスポイントで青文字がマイナスポイントだ。
また上記の項目は上から重要な物になっていくがこれは人の好みによって評価が変わるためあくまでもおたすけの評価として見てください。
ストーリー・キャラクター
グソクムシャのききかいひという特性を活かした彼とグソクムシャのストーリーをよく描けていたと思います。
逃げ腰なグソクムシャがデンキZから逃げないことにより負けを恐れていたグズマの心情も変化していく。
ポケモンとトレーナーが影響し合ういいストーリーでした。
ドラマ性及び掘り下げで加点となります。
展開
何やってんだグズマァァァは原作ファンなら欲しかったシーン。
原作とは使い所は違うけどここで出すのはエモポイントが高い。
あとはこのバトルはグズマ視点で常に描かれていたのが秀逸で、これによってサトシの心情を悟らせないままグズマの成長に専念できて居ました。
またグソクムシャが苦手なデンキZを真っ向から受け止めに行くというのは勿論いい意味で意外性があって、それを耐えるという展開もサトシだけじゃなく視聴者も驚いたいいシチュエーションでしたね。
演出
めざせポケモンマスターのBGMにグズマの成長BGMとして卒業を意味する心のノートと演出に優れていたと思います。グッジョブ演出さん。
展開
やはり二話構成がかなり痛い。
単純にバトルのテンポも悪いのだがこのグズマ戦に関しては二話構成が災いして炎上したと言っても過言ではないからだ。
詳しくはこちらを。
サトシVSグラジオ
サトシVSグラジオ:★★★★☆☆☆☆☆☆
おたすけ評価星四つ!
- ストーリー
- 展開
- 戦術面
- 演出
- 作画
- キャラクター
- その他
上記の内幾つかの項目を満たしている。またはどれかに特化しているか。
赤文字がプラスポイントで青文字がマイナスポイントだ。
また上記の項目は上から重要な物になっていくがこれは人の好みによって評価が変わるためあくまでもおたすけの評価として見てください。
展開
決勝戦でメインライバルとの対決!
エース同士の因縁もありさすがに熱い展開ですね。
戦術面
エレキネットをトランポリンにしてアイアンテールの威力の増大させたり、グラジオののルガルガンが腕を噛むことでこんらんを無理矢理解除したり、カウンターを最後の最後まで隠したり各所で光るところがありました。
作画
ピカチュウVSゾロアークは前並さんが担当していたので全体的に動きも絵面もよくかなりの神作画でした。
またZワザもノーマルZなので初期の難波さんのバンクを使っているのでピカチュウVSゾロアークに限れば最後まで迫力たっぷりでした。
演出
ルガルガン対決の時にタイプワイルドを流して彼らの因縁を印象付ける演出や最後の決着の時に敢えてBGMを流さずに本当に勝利したかドキドキさせる演出になっていました。
展開
まずはこれも三対三なのに話数を跨ぐ構成なのでテンポがかなり悪く、初の優勝にも関わらずサトシが手持ちを全て使うフルバトルじゃない点も普遍性でマイナス点です。
そのシチュエーションに応じたバトルが出来てない印象です。
テンポといえばメルメタルのダブルパンツァーも予備動作がかなり長いのも減点要素だ。
演出
大舞台でのエース対決は基本的には演出もりもりの方が王道的(=普遍的)なので、減点です。
この演出は加点にもなっていますが減点にもなっています。
つまり、好みが分かれる演出ということです。
サトシVSククイ
四話目だけですが凡その評価はこれです。
アローラリーグの評価結論
アローラリーグは身内リーグだの低レベルだの言われてるがそれに関しては事実だ。
トーナメントに関してはサトシ、グズマ、グラジオ、カキ、ハウ、イリマ以外はバッジを八つ集められるかも怪しいレベルのトレーナーばかりだからだ。
しかしその上でククイ博士はポケモンバトルの楽しさを広めるためにリーグを開催したのでそもそも低レベルで結構である。
だがサトシの初の優勝が低レベルなリーグと認識されては長年見ていたファンだけではなくアニポケを偶に見るだけのライト層も納得しないので、もう少しそこら辺の噛み合わせる必要があったとは思う。
上記の通りでアローラリーグは試合を跨ぐからテンポが悪く、一回戦はテンポが逆に良すぎるので起伏が生まれない問題がある。
当たり前だが長いと長いほどいい所も増えてくるので加点が入りやすい。
フルバトルの評価が高いのもそういう理由がある。
なので結論付けるなら試合数が多いから話数を跨ぐ事が多い、試合数(一回戦)で詰め込んでいるから瞬殺する試合が多い、キャラが多いからサトシの縦軸が弱めと全体的に欲張りすぎなせいで構成が雑というのが結論だ。
テーマ:成長がテーマなので好きな人は好き。
構成:詰め込みすぎてダメ。
軸:本来縦軸に当たる部分で横軸に伸ばしすぎ。
試合内容:当たり外れが激しい。全体的にボリュームが足りない。
これが結論となる。
何と言うか良くも悪くもVSククイ博士で飯を食っている。