仲間と一緒なら 感想
脚本:永川成基
絵コンテ:尼野浩正
演出:ウヱノ史博
作画監督:篠原隆
ワイルドエリアに到着!
ガラル地方ワイルドエリアといえばサトシとゴウも新無印5話「カビゴン巨大化!?ダイマックスの謎!!」でも訪れた場所だ。
キョダイカビゴンを発見する他、ゴウの最初のパートナーとなるヒバニーをゲットした場所でもある。
サトシとリコの世界が同世界かはまだ不明だが、もし同世界だとしたらリコ達もサトシがかつて来た場所に訪れたことになる。
ワイルドエリア名物激強イワーク
これ剣盾プレイしたことがある人ならピンと来た人は多いと思う。
そう、エンジンシティに行く道中のワイルドエリアで会えるとても強そうなイワークのことだ。
こちとらまだレベル10付近なのに初っ端からレベル26のイワークが現れる絶望感。
俺はヒバニーで旅したから4倍弱点突けないしマジで終わってた
まだ相棒がレベルが10行ったばかりなのにレベル26のイワークが出てきてワイルドエリアから新しいポケモンの洗礼を受けた気分だ…いや死ぬって
— おたすけ (@otsk_poke) 2019年11月14日
ツイート掘り返してみたらマジで絶望してて草
ガラル地方の洗礼は過酷すぎる
ワイルドエリアのめちゃくちゃ強いイワークってお前のことじゃねえか!!!序盤で戦ってボコされたの今でもよく覚えてるぞ #アニポケ #Anipoke pic.twitter.com/xYN5pHpVbd
— おたすけ (@otsk_poke) 2023年11月3日
見ている感じ覚えてる人はまあまあ多そうだね
食材屋が再登場!?
そしてドットの大声でびっくりしたミブリムを追い掛けていたら食材屋に会った。
凶暴な野生のカジリガメと仲良くしている様に驚いていた。
新無印101話「スティック一本、バチンキー!」でも登場しており、ゲーム内では複数いるモブキャラなので同一人物かは不明だがこうしてまた同じ顔が見れるのは嬉しい限り。
どうでもいいけどめっちゃ腹筋がすごい人に見えるな
カレーを人生で一度も食べたことがない!?
そしてワイルドエリアといえばやはりカレー作り!
新無印では手持ちみんな出して飯を食うシーンがほぼなかったので、無印~サンムーンみたいにポケモン達と一緒にご飯を食べるシーンがあってよかった。
というか常にポケモンたちをボールから出しているのはリコロイのいいところのひとつだ。
そんな中ドットがカレーを人生で一度も食べたことがないという…。
信じられねえ……………
ドットがそんなに驚くこと!?って言ってたけど驚くことだろ
だってカレーより上手い食べ物なんてこの世にあんまり存在しないだろ!!!!
リコだってポケモンの次にカレーが素敵なものだと言ってるしな!!!
ドットにカレーを布教するライジングボルテッカーズ、あまりにもグイグイ来てて面白い
「大自然の中で食べるカレーは格別だぞ!」「ぴーかちゅ!」「もうお腹空いてきた~」「あたし完全にカレーの口になっちゃった!」「ワイルドエリアといえばカレーだからな!」
こんなに大勢ちゴリ押しされたらドットもカレーを食べるしかないんだよな~
それぞれの家庭の味ってやっぱりあると思うけど俺は野菜ゴロゴロカレーだったなぁ。
可愛いリコが作る野菜ゴロゴロカレーも俺とは違う家庭の味を持っているロイのカレーも食べてみてえ~~~~~~
食材集め開始!
お互い別々の家庭の味を持ってるから両方のタイプのカレーを作ることになり、カレー勝負となった。
ロイの家庭のカレーはクラボのみを入れているみたいだ。
ロイが木の上からホゲータにクラボのみを落として、それをホゲータが見ず知らずのヨクバリスに渡してるの意味わからなくて草
ホゲータくんは間が抜けてて可愛いねぇ…………
甘えるヨクバリスも群がるホシガリスの図も実にシュール。
ドットとクワッスが助けに来たけどクラボのみはヨクバリスに全部取られたので、また一から集め直し。
リコはモモンのみ、ロイはクラボのみをカレーの隠し味?に使うみたい。
このヨクバリスも原作再現でワイルドエリアできのみを取るために木を揺らしすぎるとヨクバリスが現れていくつか取られていく仕様がある。
ヨクバリスのキャラクター性もあってか当時はよくネタにされていたのでイワーク同様小ネタを拾ってきた感じだね。
真心です!!!(迫真)
カレー作りで大切なことは5つ!
1つ!食材!2つ!きのみ!3つ!火加減!4つ!掻き混ぜ!
そして最後のひとつは真心です!!!
真心を込めるようにぐいぐい来るリコとロイ
ロイはともかくリコまでぐいぐい来るのは珍しい
もしかしたら同性の仲のいい友達にはこういうノリになるのかな
リコ、ロイ、ドットの絡みマジで面白すぎる。
— おたすけ (@otsk_poke) 2023年11月3日
リコ、ロイに振り回されてるドットも、真心ですって手でハート作るリコもノリノリなロイもみんな可愛い #Anipoke #アニポケ pic.twitter.com/dTJr9aolYL
リコもロイもノリノリなのが可愛いしドットが押されてるのも仲良し3人組って感じがして可愛いね
リコ可愛い~~~~!!!
今回話題を呼んだシーン
可愛い女の子とハートはあまりにも相性良すぎてTier1優勝確定
多分このリコをアイコンにしているSNSユーザーは多いかと思われる。
それくらいには人気のあるシーンとなった。
リコとドットは互いをどう思っているのか
今のリコとドットは以前よりも格段にいい関係を築けている。
しかし以前は引きこもりという点もあってかドットとリコは顔を合わすことすらなかった。
それどころか、リコ→ドットへの想いは強かったが、ドットはリコやロイのことを話しかけて来る邪魔者としてしか思ってなかった節がある。
自室にこもっているドットをリコはよく気にかけていて、ドア越しで積極的に話しかけたり、13話「ピクニックは突然に」では飛行船内でもピクニックの楽しさを共有できるようにとサンドウィッチの材料を用意したりした。
このサンドウィッチの件が大きかったのかドットからも顔を合わせることはなくともリコにサプライズをしたり徐々に寄り添い始めてきた。
ドットにとってリコは大事な友達
彼女ら2人の一番の転換期はリコがスピネルに記憶を奪われ行方不明になった時だ。
その時にドットはナンジャモに対してリコは自分の大事な友達だと言い切った。
ナンジャモもドットにリア友が出来るなんてと驚いていたことからリコがドットの初めての友達だったのだろう。
ドア越しに話しかけたりサンドウィッチの材料を置いたりしたのも無駄ではなかったということだ。
「今日はどうしたんだ?」「なんのこと?」「なんか無理してた」「え?そう見えた?」「…かなり」「………ドットを引き留めたくて」「え?」「だって、あそこで帰っちゃったら失敗したって悔しい思い出で終わりだけど…みんなでカレー食べたら楽しい思い出になるかなって!」「何だよ、それ。………………ありがとうな」「……うん!無理してよかった!」リコロイ編27話 みんなと一緒なら(ドット・リコ)
カレー作りに参加をしてリコに感謝をするドットはこれまで以上にリコに歩み寄っているのが分かる。
リコにとってのドットは船の中のメンバー、同年代の女の子、ぐるみん仲間(勘違い)という共通点があり、その上顔を合わせることがなかったから彼女の気を引こうとぐるみんの話題を出したり、サンドウィッチの材料を置いたり、写真を送ったりと色々と画策していた。
ドットもそんなリコの気持ちが嬉しかったからこそ大事な友達と言ったのだろう。
ガセ情報を掴まされて焦燥感に駆られるドット
「何度も騙されて上手くいかなくて焦ってた。もっとみんなの役に立ちたくて」「意外?って何だよ」「だってドットはめちゃくちゃ役に立ってるもん。船のことやぐるみんや色々やってるし、すごいなって」「そうかな」「そうだよ!」「今日はいい日だった」「うん!ワイルドエリアを満喫しちゃった」「カレーも食べられたしリコとも…こうして話せた」「もっと話そ!これからも!」「…………暇だったらな」(ドット・リコ)
そんなリコから強い想いを受け取ったドットも徐々にリコに歩み始め、リコが行方不明になったことにより歩み寄る速度が加速した。
そら、非常な人間でなければ仲間が行方不明になったら心配をするのは当たり前のことだけど、ナンジャモと話す時に大事な友達とわざわざ言っていたことからリコがドットにしてきたことは無駄じゃなかったことが分かる。
とりあえずはリコは今回ドットに楽しい思い出を作ってあげたので、目的はひとつ達成された。
次はドットの目的であるリコの手助けになる、みんなの役に立つ番なので、これからもリコとドットの関係に要注目だ。
おたすけ評価
仲間と一緒なら:★★★★★★★☆☆☆
個人評価:★★★★★★☆☆☆☆
おたすけ評価星七つ!
- 日常回の評価基準
- 起承転結
- 主役の活躍度
- キャラクター
- ストーリー
- 展開
- 演出
- 作画
- その他
上記の内幾つかの項目を満たしている。またはどれかに特化しているか。
赤文字がプラスポイントで青文字がマイナスポイントだ。
また上記の項目は上から重要な物になっていくがこれは人の好みによって評価が変わるためあくまでもおたすけの評価として見てください。
ストーリー・キャラクター
まずはドラマ性で微加点、掘り下げで大きな加点となる。リコとドットの関係性の深掘りを始めとした、カレーひとつでそのキャラクターの育った家庭が分かったり、リコのカレーがどれだけ好きかも伝わってきた。
それに付随してセリフの項目にも微加点となる。
真心です!のテンションで迫るリコはいつもと違うところも面白かった。
その他
イワークやヨクバリスなど剣盾をたくさん遊んだプレイヤーなら懐かしくなる小ネタが多くその点でも加点が入る。
ワイルドエリアという素材を上手く使っていたと思う。
最後のまとめ
今回はトレーナー間の掘り下げが主になる話でしたが、必要な話だったと思うので個人的には満足な内容でした。
出来ればそろそろニャオハのメイン回が見てみたいな。